ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。
「東京オリンピック2020」の開会式典に合わせ、特別措置法で制定された祝日と土日を含めての7月23・24・25・26日は「4連休」となりました。
まぁ、当のオリンピックは新型コロナ禍で延期、さらには未だ増え続ける国内の陽性者数への警戒心から、せっかくの連休も遠出を控えた方が多かったのではないでしょうか?
もともと出不精の筆者はこの4連休もあまり出歩かず、おうちで動画配信サービス利用しまくりでした。
Go Toトラベル?なにそれ美味しいの?
もうね、本当に今年は新型コロナのおかげ?で映画鑑賞が捗っているわけですが。
「Netflix」「hulu」「Amazon プライム・ビデオ」に代表される定額制動画配信サービスの台頭で、自宅に引きこもったまま映画を見ることができるのはありがたい話です。
もしこれらの動画配信サービスがなかったら(実際に数年前まではそれほどメジャーなサービスではなかったわけですが)、長期間家の中に閉じこもっているなんて我慢できないでしょうし、今以上にウロウロ出歩いて感染のリスクを高めてしまうわけですからね。どれほど感染予防に貢献しているか……
そんなわけでこの4連休も、加入中の「Netflix」と「Amazon プライム・ビデオ」を存分に活用させていただきました。
先ず鑑賞したのがコチラの映画。
7月21日からNetflixで配信開始になった『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』です。
作者の実体験を元にまとめたブログ「一撃確殺SS日記」が、累計1,000万アクセスを超える大ヒットを記録。その物語を坂口健太郎・吉田鋼太郎のW主演で映画化した本作、実写とゲームパートで構成されており、オンラインゲームを通して描かれる親子の絆がテーマとなっています。
主人公アキオ(坂口健太郎)の父・暁(吉田鋼太郎)は、会社で順当に出世をしていたにも関わらず、定年前に突然退職してしまう。
普段から会話もなく、何を考えているかわからない父のことを、どうにかして理解したいと思うアキオ。
そこで、自身もハマっているオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」を、退職祝いにとゲーム機ごとプレゼント。なんとか誘導し、ゲーム内での自分の正体は隠したまま仲間となり共に冒険を続け、なんでも(チャットで)話し合える間柄になった暁に、自分が実の息子である事を打ち明ける……
そんな壮大な「光のお父さん計画」が今、始まる……という内容。
原作ブログの存在は知っていたものの、内容自体は未読だったのでこの機会に初鑑賞です。
実話と聴いていましたが、後半のドラマチックな展開に「ホンマかいな〜」と猜疑心が……あとから原作も読んでみましたが、やっぱり改編してました。
しかし
ですから後半から終盤にかけての「いかにも泣かせようとしている」構成にも、まんまと引っかかってウルウルきてしまいました。
オチの付け方も“ほんわか”と心が暖かくなるような終わり方。家族で見るのにはいい作品ですね。
予想外に面白かったので、そのまま続けて『ドラマ版』も鑑賞。
コチラもNetflixで全7話+特別編が現在配信中。出演は千葉雄大と故・大杉漣となっています。
大筋では劇場版と同じですが、登場人物や主人公の職業などに若干の違いあり。
ドラマ版で尺が劇場版よりもあるため、より掘り下げた内容となっており、登場人物の感情や思いにも触れられているせいかコチラのほうが感情移入しやすかったですね。千葉雄大の演技も原作寄りでコミカルだし。
しかし、お父さん役の大杉漣さんがこのドラマ放送の翌年に急遽してしまうことを考えると、ストーリーとオーバーラップして思わず涙が……合掌。
さて最後、4連休最終日にAmazon プライム・ビデオで鑑賞したのは……
2019年公開の『十二人の死にたい子どもたち』、
出演は杉咲花に新田真剣佑、高杉真宙といった若手俳優中心。筆者大好き「橋本環奈」ちゃんも出ています。
自殺サイトを介して、とある廃病院に集まった12人の少年少女。それぞれの理由で自殺することを目的とした彼らは、病院の一室で一堂に会して練炭自殺する予定だった。
しかし、その病室にはいるはずのない「13人目」の死体があり……
なかなかドラスティックなタイトルに「ギクッ」としますが、内容は上級のミステリー。謎の「13人目」は何者なのか?「13人目」を連れてきた人物は12人のうちの誰なのか?謎解きを得意とするシンジロウ(新田真剣佑)を中心に、この集いのルールである「全員一致」にのっとり、多数決をとりながら議論を進め謎を解き明かしていく……
筆者は原作を読んだことがありますが、作中12人の少年少女たちの死にたい理由が明らかになるにつれ、次第に変化していくそれぞれの心理描写が巧みに表現されていました。
しかし、映画版は若干その辺りが弱かったような……もっと一人一人に感情移入出来る演出がほしいですね。
ただ、圧巻だったのはメイコ役:黒島結菜の演技力。映画にドラマと数多く出演されていますが、今回も難しい役どころ(ひねくれ者で卑怯)を見事に演じていますねー。素晴らしい。
そしてシンジロウ役の新田真剣佑。
末期の病気が自死を希望する理由の役どころですが、父親譲りのガタイの良さが隠しきれませんでしたね……
まとめ
というわけで、4連休中に鑑賞した映画・ドラマレポートでした。
引きこもりは苦にならないけど、いったいいつまで続くのか……
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