ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガー。 Mac、iPhone、ゲームにアプリなどなど興味をもったガジェットの情報をなんでもレポート。

【おうち時間】自宅待機中に見た『サメ映画』まとめ。

お題「#おうち時間

サメ映画のイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

首都圏と北海道で継続されていた、新型コロナウイルスよる緊急事態宣言も先日ついに解除され、約1カ月半ぶりに全面解除となりました。

日本全国における感染者数が減少傾向にあることを受けての今回の全面解除、喜ばしい限りですが、治療方法が未だ確立していない現状では、まだ油断は禁物です。

そんなわけで自粛生活を継続中の筆者宅、相変わらず動画配信サービスで映画三昧の日々を送っていますが、ついに先ごろ、禁断の『サメ映画』に手を出し始めました。

往年の名作から、爆笑のB級作品まで

 

「Netflix」や「Amazon プライム・ビデオ」といった定額制動画配信サービスのいいところは、前情報なしの未見映画にも手軽に手が出せて、嗜好の幅を広げられること。

レンタル全盛期には「わざわざお金を出すんだし、失敗は許されない!」と新作・旧作に限らず、世間から一定の評価を集めている作品を選んでいた筆者ですが、定額制となってからはタイトルやサムネイル画像だけで選ぶ「ジャケ買い」、さらには“敢えて評価の低い作品”を見ることも多くなりました。

そんな筆者が最近ついに見始めたのが、『サメ映画』

いわゆる「人を襲うサメと人間との戦いを題材とした映画」で、動物パニックムービーとしては古くからあるジャンルのひとつですが、予算をふんだんにかけた超大作パニック映画から低予算のB〜C級イロモノ作品まで、多種多様に出揃っています。

それゆえに「地雷」も多いサメ映画。しかしながらその中には、突き抜けた世界観と設定からマニアの間で人気を博し、シリーズ化されるものもあると聞き、以前から興味を持っていました。

そしてこの度、ステイホームで映画を見尽くした感のある筆者は、満を持してサメ映画に手を出したわけです。

はじめに見たのは、“元祖サメ映画”であるコチラ。

ロイ・シャイダー(出演), ロバート・ショウ(出演), リチャード・ドレイファス(出演), スティーブン・スピルバーグ(監督)

 

もはや言及不要、すべてはここから始まったといえるサメ映画の金字塔『ジョーズ』

スティーブン・スピルバーグ監督作品、1975年公開は実に45年前となりますが、今見てもその迫力と恐怖は色褪せることがありません。

公開時には、海に出かける人が激減したともいわれている本作。もちろん筆者は何度も見ていますが、我が家の子どもたちは未見のため、そして筆者自身の復習の意味も込めて鑑賞。

“例のメロディー”とともに海中から忍び寄る、姿なきサメの恐怖。気が遠くなるほどの絶望感を覚える捕食シーン。そして、

「こんなの、どうやって倒すんだよ!?」

と思わずにいられない圧倒的な強大さ……

まさに不朽の名作。原初にして原点、比類なき究極のサメ映画です。

そして、その流れでコチラも鑑賞。

デニス・クエイド(出演), ルイス・ゴセット・Jr.(出演), ベス・アームストロング(出演), サイモン・マッコーキンデール(出演), ジョー・アルヴェス(監督)

 

加入している動画配信サービスには「ジョーズ 2」がなかったので、ひとつ飛ばして見たのが『ジョーズ 3』。前作・前々作の主人公であるブロディ署長(ロイ・シャイダー)の、成長した息子が巨大ザメと戦います。

しかしながらシリーズ物の宿命か……ストーリー展開や巨大ザメの恐怖度は、スピルバーグ監督の「ジョーズ」の足元にも及びません。

また、公開時には昔懐かしの、赤・青色の偏光フィルター方式のメガネをかけて鑑賞する3-D(立体)映画だった関係か、時おり首を傾げるような演出(巨大サメがガラスを突き破るシーンとか)が。

それなりには楽しめましたが、終始チープな感じは否めず。本作の存在価値は、その後「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ハワード・ザ・ダック」に出演して人気を博した女優「リー・トンプソン」を排出した点でしょうか。

そして、お次はコチラ。

デボラ・ギブソン(出演), ショーン・ローラー(出演), ロレンツォ・ラマス(出演), ヴィック・チャオ(出演), ジョナサン・ネイション(出演), エース・ハンナ(監督), ジャック・ペレス(脚本), デボラ・ギブソン(Unknown)

 

『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』、いわゆる「メガ・シャークVSシリーズ」の第一弾です。

オープニングから漂うB級映画臭、学芸会の如き演技、謎の演出、低予算丸出しのセット、一昔前のゲーム内ムービーを思い起こさせるCG……しかし目が離せない。

アラスカ沖で秘密裏に行われた軍のミサイル実験により、150万年前に氷漬けとなった二体の巨大なサメとタコが復活。封印から目覚め、世界各地で大暴れする二体を倒すために、日米の科学者が協力し討伐作戦を試みる……というのが大筋ですが、特筆すべきはサメ・タコの無双ぶり。

タコが戦闘機を叩き落とし、サメは対流圏を飛行するジャンボジェット機に飛びつき、ゴールデン・ゲート・ブリッジを噛み砕く!

セオリー無視の暴れっぷりに、我が家の子どもたちも大喜び。昔の「ゴジラ対○○○」とか「ガメラ対○○○」を喜んで見ていた筆者自身と、シンクロして感慨深いものがありました。

モンスター・パニックものだけど怖くないwストーリーは二の次で、子どもたちといっしょにワイワイキャッキャと楽しむ映画としておススメします。

ふぅ、そして最後は……

ジェイソン・ステイサム(出演), ジョン・タートルトーブ(監督)

 

『MEG ザ・モンスター』(メグ ザ・モンスター、原題:The Meg)は2018年公開、主演を「トランスポーター」シリーズや「ワイルド・スピード」シリーズでおなじみジェイソン・ステイサムが務めたアメリカ・中国合作映画です。

1997年出版のスティーヴ・アルトン著のSF小説を原作とした作品で、太古に絶滅したはずの超巨大ザメ「メガロドン(megalodon)」が海底の奥底から出現。次々と人を襲う「MEG」と、主人公ジョナス・テイラーや海洋施設研究員たちの闘いを描いています。

ジェイソン・ステイサム主演、アメリカと中国の合作が話題となり、公開時の合計興行収入は4億7,353万ドル、『ジョーズ』の記録を塗り替えてサメ映画史上最高額を記録しました。

サメ映画としては異例とも言える巨額の製作費を投じた本作、最新VFXで描かれる超巨大ザメはさすがの迫力です。

ありがちなグロい描写は少なく、突然ドーンと現れる巨大ザメに「キャー!!!」と驚く、“ジェットコースター”のようなアトラクション的な面白さがあり、我が家の子どもたちも叫びながら楽しんでいました。

筆者も、超娯楽大作へと昇華したサメ映画として、またジェイソン・ステイサムのワイルドな魅力と、ヒロインを務める中国の人気女優「李冰冰(リー・ビンビン )」の美しさを堪能できる作品として、久々に大満足の一作となりました。

 

まとめ

 

というわけで、立て続けに鑑賞した『サメ映画』4作品。
次は、子どもたちの要望で「メガ・シャークVSシリーズ」を完走予定です!