ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
今回は、これからの人生で必要となってくるであろう出費への備えとして『米ドル建て終身保険』に加入したお話です。
10年先のマネープランとしての生命保険
先日、住宅ローンの借り換え相談で「ソニー生命保険」のライフプランナーさんとお話した際、現状加入している生命保険についても見直し検討したのですが。
生活環境も特段変わったこともなく、掛け捨ての生命保険や貯蓄目的の養老保険などはこれまでどおりで大丈夫でしょう、となりました。
しかし、筆者には気がかりがひとつ……
下の娘さんがこれから中学・高校と進んでいく時のために、取っておこうと夫婦で話し合って決めた、ある程度の蓄えをどうするか……
ただ銀行に預けておくのも勿体無いし、ライフプランナーさんに相談してみようか……とクチに出そうとしたところ、同席していた奥さんが、
「〇〇さんのところは、息子さんもうハイハイできるようになった?」
と、最近生まれたライフプランナーさんの赤ちゃんの話題を。
このライフプランナーさんとは年齢も近く、はや十数年の付き合いなのでプライベートな話もガンガンできる間柄。
まぁ、聞きそびれたのでひとまず話題が落ち着くまで……とライフプランナーさんの親バカ話を聞いていると、
「息子さんへの将来の蓄えは、何かしてるの?」
と、それとなくそっちの方向へ誘導する奥さん。さすが。
聞くとちょうど先日、学資保険の代わりとして、米ドルが安くなったタイミングで「米ドル建て終身保険」に加入したそうで。
「米ドル建て終身保険」とは、加入者が円で支払った保険料をドルに換算し保険会社が運用、保険金や解約返戻金などもドルまたは円で受け取ることのできる保険。
「終身保険」なので、当然被保険者の死亡時に保険金が支払われるわけですが、いつでも解約でき、「解約返戻金」として掛け金は戻ってくる上に、解約したタイミングの「解約返戻率」によって利息も付いてくる。(解約時期によって、元金割れもありますが)
日本では銀行はモチロンのこと生命保険も円建ては金利が低く、貯蓄目的や資産運用には向いていないが、アメリカでは金利が日本より高いうえに、為替の変動で受け取り金額がさらに増える可能性がある、とのこと。
しかし、「解約返戻率」が100%に満たない4年未満での解約、あるいは円高が進行して為替差損が生じ「元本割れ」となってしまうデメリットも……
とはいえ、学費なり老後の蓄えなり、将来的に必要となってくる出費への備えとして蓄えておくものであれば、解約返戻率が100%以上になる年数までは解約しない前提で心づもりしておけばいいわけですし。
円高・円安はどうしようもありませんが、ドルから円に換算するタイミングは自分で選べるので、なるべく為替差損が生じないよう、場合によってはドルのまま寝かせておくことも可能。
「◯年◯月◯日、この日に必ず必要!」
というお金を貯めておくのには不向きですが、将来の蓄えとして長期的に運用する目的ならば、日本の銀行には不可能なほどの高い金利は魅力的。
ひと通りライフプランナーさんの説明を聞いたあと、夫婦揃って
「じゃあ、うちもそれで。」
となったのは、言うまでもありません。
まとめ
備えあれば憂いなし!