ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガー。 Mac、iPhone、ゲームにアプリなどなど興味をもったガジェットの情報をなんでもレポート。

【Amazon Music HD】後悔先に立たず!『ストリーミング設定』はキチンとしておこう。

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ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

高音質な音楽が楽しめるAmazonの『Amazon Music HD』、実質値下げで月額980円、プライム会員なら月額780円でさらに年払いなら7800円(月650円)!と手の出しやすい価格になりました。

しかし!気をつけないと思わぬところに落とし穴が……

Ultra HD音質のデータ通信量はデカい!

 

現状(2021年6月時点)、SpotifyやAWAなど大半の音楽ストリーミングサービスが提供する楽曲データは「ロッシー圧縮(非可逆圧縮)」を使用しており、元のオーディオのデータ内容を少し省いて圧縮しファイルサイズを削減、ビットレートは最大320kbpsの標準解像度(SD)となっています。

一方、Apple MusicやAmazon Music HDが提供する高音質オーディオデータは、ロスレス/HD楽曲が16-bit/44.1kHz(CD音質)で平均ビットレートは850kbps、 ハイレゾ/Ultra HD楽曲は24-bit/44.1kHz〜192kHzで平均ビットレートは3730kbpsほど。

ファイルサイズを削減するため圧縮されたデータと違い、元の録音情報を保持したまま配信しているので、音質が良い反面、当然ながらデータサイズは大きくなります。

Amazon公式によると、3分半の長さの曲の最大限の音質で……

  • SD(ロッシー圧縮):9MB
  • HD(ロスレス、44.1 kHzサンプルレート):51MB
  • Ultra HD(ハイレゾロスレス、最大192 kHzサンプルレート):153MB

というファイルサイズになるとのこと。

Wi-Fi接続された環境ならいざ知らず、出先のモバイルデータ通信環境でUltra HD音質の楽曲をアルバム単位でストリーミング再生しようものなら、データ通信量がエライことになってしまいます。

スマホの通信費で泣きを見ないためにも、「Amazon Music」アプリの設定を確認しておきましょう。

Amazon Musicアプリの画面上部、歯車マークの「設定」から「ストリーミング設定」を選択。

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「WiFi」の項目は「HD/Ultra HD」に、「モバイルデータ」の項目は「データ通信節約」に設定しておきましょう。

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外出先などのモバイル回線使用時は非可逆音声コーデック“Opus”の「標準音質(SD)」で、Wi-Fiに繋がっている時はその楽曲の最大限の音質で再生してくれます。

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これで、出先でスマホからAmazon Musicを利用する際にも、大容量の楽曲データをストリーミング再生して一気にギガを消費する心配はなくなりました。

しかし、これではせっかくAmazon Music HDが提供する高音質ハイレゾ楽曲の数々を、ポカポカと陽の当たる屋外で楽しむことが出来ません。

外出先のWi-Fi環境が利用できない場所でハイレゾロスレスのUltra HD音質を利用するには、事前にWi-Fi環境下で楽曲をダウンロードしておく必要があります。

Amazon Musicアプリの「設定」から「ダウンロード設定」をタップ。

「Wi-Fi接続時のみダウンロードする」をONにし、「再生可能な最高音質(HD/Ultra HD)」にチェックを入れましょう。

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あとはお気に入りの楽曲にアクセスし、画面上部の「︙(縦3点)」マークをタップして「ダウンロード」して準備完了。

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出先で音楽を聴く時は、「設定」から「オフライン再生」をONにすれば、事前にダウンロードしたHD/Ultra HD音質の楽曲にアクセスできます。

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なかなか大容量な「Amazon Music HD」の高音質「HD/Ultra HD」データですから、設定を間違ったまま使っていると、契約するキャリアのプランによっては月々の支払額がとんでもないことになってしまう恐れも……

用法・用量を守って、正しく「快適音楽生活」を楽しみましょう。

 

まとめ

 

高音質な『Amazon Music HD』で、筆者も音楽の楽しさを再認識中!!!