ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
Apple Watch Series 5 、あるいは watchOS 6 をインストールした旧モデルでバッテリーの持ちが悪くなった、という報告が寄せられていますが、 watchOS 6 から追加された新App『ノイズ』がその要因して挙げられています。
今回は実際に、『ノイズ』機能を無効・有効にしてバッテリーの持ちに差が出るのか、試してみました。
「Apple Watch Series 5」+「watchOS 6.0.1」で検証
「ノイズアプリ」は、Apple Watch が騒音レベルを感知しアプリケーションのデシベルメーターでリアルタイムに表示。
さらに、騒音レベルが一定(デフォルトは90デシベル)に達するとユーザーに警告を発する機能です。
常時、環境音をマイクから測定しているため、プロセスがCPUやメモリを占有してバッテリーの消費にも影響を与えているのでは、と考えられています。
仮に「ノイズアプリ」がバッテリーの持ちに関係するのであれば、特に必要のないユーザーは機能を無効化したほうが、バッテリーが長く持って助かるはず。
というわけで、実際に検証です。
筆者の Apple Watch Series 5 + watchOS 6.0.1 という環境で、試してみました。
Apple Watch から「設定」→「ノイズ」→「環境音測定」へと進み、「サウンド測定」をオフにすることで、ノイズ機能を無効化出来ます。
で、朝の出勤前に Apple Watch を装着し、時間の経過とともにバッテリー残量をチェック。
まずはノイズ機能が有効の場合がコチラ。
100%スタートから、6時間後には79%。そしてさらに6時間後には50%という結果に。
まぁ、多少誤差はあるものの、Apple Watch Series 5 を購入してから今日まで、筆者の場合はだいたいこの位のバッテリー残量で推移しています。
そして、ノイズ機能を無効化した場合は……
スタートして6時間後には86%、ちょっと計測時間を間違えてしまいましたが、さらに5時間後には73%と、思っていた以上にバッテリー残量に差が……
測定した両日とも、取り立てて変わった使い方もしていないので、ノイズ機能オンオフが影響していると思われます。
環境や個体差があるので一概には言えませんが、筆者の環境ではノイズ機能を無効化することでバッテリー残量を大きく引き伸ばすことが出来ました。
開発者向けに配布された watchOS 6.1 ベータ版では、watchOS 6.01 からさらにバッテリーの持ちが良くなっているという報告があり、改善が期待されますが、現状バッテリーが持たないとお悩みの方は、ノイズ機能を無効化してみるのも手ではないでしょうか。
まとめ
ノイズ機能が特に必要なければ、一度お試しください!