ガジェレポ!

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【オススメ】最終回で「ぅわぁ……」ってなる、スッキリしない漫画3選【ネタバレ無し】

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スッキリしない漫画のイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。

映画・アニメだけでなく漫画も大好きな筆者。

これまでにもたくさんの漫画を読み、そして集めてまいりました。

今回は筆者オススメの、『スッキリしない漫画』三作品をご紹介します。

スッキリしない読後感が逆に印象深い?名作

 

基本的に男性コミック・女性コミック・恋愛・ヒューマンドラマ・ミステリー・ギャグ・コメディー・アクション・スポーツといったジャンルに好き嫌いはなく、なんでもオッケーなタイプの筆者。

強いて好みを上げれば、読後にスッキリ・スカッとする漫画が好き、でしょうか。

しかし、当然これまで読んできた漫画歴中には、最終回まで読み終わっても「モヤモヤ」が残る作品もあります。

それらの大半は明らかに打ち切りなものや、これまでさんざん広げてきた風呂敷が畳みきれていないといった「不完全燃焼」な作品なのですが、今回取り上げるのは

ず〜っと面白く読んでいたけど、最終回の展開で「ぅわぁ……」ってなる、スッキリしない漫画。

読み終わった後に、いつまでも頭に引っかかって、不毛な脳内会議を繰り広げてしまうような、印象深い作品。

最後の最後で読者の心をゆさぶり、ざわつかせた名作……とも言えるでしょう。

そんな「スッキリしない読後感が逆に印象深い」筆者オススメの漫画、まずはじめにご紹介するのはコチラ。

 

手塚 治虫 著「奇子(あやこ)」

 

 

ご存知、漫画の神様 手塚 治虫御大が1972年に小学館『ビッグコミック』で連載していた「奇子(あやこ)」。

今さら取り上げるのもおこがましいほどの名作ですが、筆者の漫画人生で最初に読後のモヤモヤ感を植え付けた戦犯でもあります。

第二次世界大戦終戦後の東北地方。大地主・天外家に生まれた少女奇子(あやこ)は、家人が起こした殺人事件の証拠を目撃してしまったために “天外家の名を守る” という大義名分のもと、死亡届を出され、土蔵に幽閉されてしまいます。

20年間、土蔵という閉ざされた環境の中で少女から大人の女性へと成長し、そして、歪んだ性へと目覚めた奇子。

やがて土蔵は取り壊され、天外家から抜け出し自由の身となった彼女は……というストーリー。

殺人や近親相姦、旧家独特の古いしきたりに端を発するドロドロとした人間関係など、かなり “真っ黒な” 作品となっています。

特に人間関係、ほぼすべての登場人物から垣間見える、人間の悪・悪意の見せ方が絶品。

そしてラスト。悲惨な結末を迎え、奇子はどうなってしまったのか?ぼやかした終わり方に、学生時分に初めて読んだ筆者は初モヤモヤでした。

しかし今現在、考えるてみると手塚治虫先生らしい、秀逸なラストですよね。

もう一度読み返してみようかな。

 

さて、お次は……

石塚 真一 著「岳 みんなの山」

 

 

石塚 真一によって、「ビッグコミックオリジナル」で2003年初掲載、その後毎号連載となり2012年に完結した「岳 みんなの山」。

ボランティアの救助隊員「島崎 三歩」を主人公とした、山岳救助を題材とした漫画です。

2011年には『岳 -ガク-』のタイトルで、主演は小栗旬、共演長澤まさみで実写映画化されたのでご存知のかたも多いでしょう。

一話完結のスタイルで、北アルプスを舞台に三歩ら救助隊員・県警警備隊の面々と、山を訪れる人々との交流が時には優しく、時にはシビアに描かれています。

この作品の魅力はなんと言っても主人公・島崎 三歩のキャラクター。

いつでも周りを元気にする明るい性格、決して人をけなしたり貶めたりしない、そして何があっても諦めない超ポジティブシンキング。

さらには、どんな絶望的な状況下でも、

「三歩が来てくれればもう大丈夫!」

と思わせるほど、救助活動においての三歩の “スーパーマン” ぶりには目を見張ります。

それだけに、物語終盤から最終話にかけての展開があまりにも衝撃的!

読了後、筆者がしばらく立ち直れなかったのは言うまでもありません。

 

さて、ラストに紹介するのは……

岡田 和人 著「いびつ」

 

 

「いびつ」は、ヤングチャンピオンにて、2010年から連載されていた岡田 和人作品。

こちらも2013年に映画化されています。

アダルトショップ『ファンシー』に勤務する青年「柿口 啓吾」はある日、電車で女子高生「森高 円(まどか)」に痴漢と間違われます。

冤罪を主張する柿口に対して聞く耳を持たない円は、半ば強引に一人暮らしの柿口宅へ転がり込み……。

華奢なプロポーションと長い黒髪が魅力的だが、積極的に人と交わろうとせず壁を作っている女子高生 円と、過去の経験から人と接することが苦手で自作の等身大人形に理想の女性像を求め、日々人形製作に没頭している童貞 柿口の交流を、作者のこれまでの作品同様、エロティックに描いています。

若干変態チックなプレイにはドキドキですが、少しづつお互いを認め合い理解していく二人の関係に惹きつけられます。

しかし、やはりラストはこれ以上ないくらいの「アン・ハッピーエンド」!

しかも、ヒロイン 円を襲う「これでもか!」というくらいの残酷な運命。

最終的に誰一人として幸せになっていない点で、上記二作よりも「ぅわぁ……」度は高いです。

 

まとめ

 

どの作品も、読了後はしばらく引きずってしまいそうなトラウマ作品。
気になった方は是非ご一読を!