ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガー。 Mac、iPhone、ゲームにアプリなどなど興味をもったガジェットの情報をなんでもレポート。

不定期連載 “京都ラーメン探訪” その75

百萬蘭州拉麺のイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

筆者が気まぐれに訪れたラーメン屋をレポートする “京都ラーメン探訪” 、七十五回目は京都市左京区の『百萬蘭州拉麺』さんです。

京都市左京区「百萬蘭州拉麺」

 

京都市左京区、京都大学のある百万遍交差点から2〜300メートル東に進んだところに店を構える「百萬蘭州拉麺(ヒャクマンランシュウラーメン)」さん。

京都では珍しい、「蘭州ラーメン」を提供しているお店です。

Wikipediaによると、「蘭州ラーメン」は牛肉のスープに手打ちで伸ばして茹でた麺を入れた、中国本来のラーメン料理の一つ。蘭州では牛肉麺・牛肉拉麺と呼ばれているそうで、日本のラーメンとは一線を画する見た目とお味とのこと。

長らくラーメンを食べ歩いている筆者ですが、「蘭州ラーメン」はなんか聞いたことはあったものの、実際に食べるのは今回が初めて。楽しみ。

近場のコインパーキングに駐車してお店に入り、券売機でチケットを買って案内されたテーブル席に。土曜日夕食時の訪問、店内はほぼ席が埋まっている状態でしたが、待つことなく座れました。

店内は広くて明るく、開放的で清潔感あふれる雰囲気。壁沿いにカウンター席、その反対側に4人掛けのテーブル席が2席、正面は大きなガラス張りで、厨房の中で麺を打つ様子が見えるようになっています。

蘭州ラーメンの特徴と言える「手打ち麺」ですが、目の前で「バシバシっ」「ビョ〜ンビョ〜ン」と麺を打つ様を見るのはなかなか面白い。

今回、筆者が注文したのは「蘭州拉麺(並)850円」と「牛肉炒飯 350円」。

百萬蘭州拉麺のイメージ03

 

席に座り、券売機で購入したチケットを渡すと、店員さんからテーブルに据え置かれた用紙に好みの「麺の太さ」や「パクチー・辣油の量」を記入するよう促されます。

筆者はパクチーが苦手なので「パクチー抜き」、麺の太さは店のオススメである「中細」、辣油は「普通」としました。

 

あっさり牛骨スープの「蘭州拉麺(並)」と「牛肉炒飯」

 

で、程なく到着した「蘭州拉麺(並)」

百萬蘭州拉麺のイメージ04

 

透きとおった中に辣油の赤みが鮮烈なイメージのスープですが、見た目ほどの辛さはなく、また牛骨からでた脂はあるもののあっさりしてコクのある味わい。

味付けも整える程度で、素材から出た旨味を楽しむことができます。

麺は小麦粉の手打ち麺、「中細」で注文しましたが思っていたより太かったり細かったり。さすが手打ち。ポソポソした食感かと思いきやモチモチ・シコシコの歯ざわりが気持ちいい。牛骨スープとの相性もバッチリです。

量は「並」でしたが、こちらも想定外に多め。食後はかなりお腹が膨れました。

トッピングは牛肉にいちょう切りの大根、ニンニクの芽。

牛肉はスープと一緒に長時間煮込んでいるらしく、口の中で解けるほど柔らかく、また味がしっかり染み込んでジューシー。大根はシャキシャキした食感と爽やかさがしっかりとアクセントになっています。

今回、筆者は苦手なのでパクチー抜きにしましたが、同行しパクチー有りにした友人によると「パクチー好きにはたまらない美味しさ」とのこと。

また、コチラはいっしょに注文した「牛肉炒飯」。

百萬蘭州拉麺のイメージ05

 

写真を撮る前に友人とシェアしてしまいましたが、パラパラご飯にたっぷり牛肉、しっかりと味付けされていてたいへん美味しゅうございました。

蘭州拉麺のスープといっしょに、口の中に“かっこむ”のがオススメです。

日本でお馴染みのラーメンとはやはり一線を画する蘭州ラーメン、筆者的にはラーメンというよりも中華……いや「アジア料理の一品」という感じがいたしました。

しかし、これまでに味わったことのない麺料理として、ラーメン好きにはぜひとも一度は食べてみて欲しい一品です。

まとめ

 

麺・スープ、トッピングすべてが日本のラーメンと違う「百萬蘭州拉麺」
クセになりそうな味わいです。

 

 

百萬蘭州拉麺

 

  • 京都府京都市左京区北白川追分町67-7
  • 11:00~21:00(土・日営業)
    新型コロナウイルスによる営業時間・定休日変更の可能性あり
  • 定休日 火曜日
  • 駐車場 無し(近隣にコインパーキング有)