ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
ちょっとお久しぶりな感がありますが、無為に過ごしていたわけでは無きにしもあらず。
じつは最近、筆者は小説を読みあさっていたのです。
Web小説発祥、アニメ化企画も進行中の人気作
筆者がハマっているのは『蜘蛛ですが、なにか?』という馬場翁(ばばおきな)著のWeb小説。
いわゆる “なろう系”、「小説家になろう」に投稿された、これまた流行りの“異世界転生モノ”の創作作品です。
この手のものでは、
- 転生したら剣でした
- 転生したらスライムだった件
- オーバーロード
- 幼女戦記
が有名ドコロですね。筆者的に異世界転生モノの先駆者といえば「聖戦士ダンバイン」ですが。
あらすじはというと……
地球人の知らない、スキルやステータスといったシステムに支配された異世界。
そこでは常に勇者と魔王、人族と魔族が争いを続けていた。そこで勇者と魔王が放った魔法は世界の枠さえ飛び越え、勇者と魔王自身を滅ぼしても止まることはなかった。
その力の一部は次元の壁をも突き抜け、日本のある高校の教室で炸裂してしまう。
そこにいた生徒と教師は全員死亡。しかし彼らの魂は、勇者と魔王がいた世界に逆流し、そこで転生することになる。しかも全員が、前世の記憶を持ったまま。ほとんどの者は人間に転生するが、人族でも魔族でもなく、本来なら知性を持たないはずの「魔物」に転生してしまった者も数人いた。
その中の一人、よりによって蜘蛛の魔物に転生してしまった少女は、生き延びるために必死の努力を重ねる内、異世界でも過大と言えるほどの力を手に入れ、その過程で世界の真実を目にすることになる。
引用:蜘蛛ですが、なにか? - Wikipedia
異世界転生モノというと、現代の文明社会から魔法や魔物が行き交う中世ファンタジーの世界へ、前世の記憶とチートすぎる能力を持って生まれ変わる・転移するというのが大筋。
しかし、この「蜘蛛ですが、なにか?」の面白いところは、せっかく転生した主人公は魔物、その中でも最下位とも言える「蜘蛛」の魔物だった……というところ。
しかも生まれ落ちたのが、主人公より強力な魔物が
味方は誰もいない四面楚歌、いつ死んでもおかしくない状況で主人公は前世の知識と創意工夫、そしてこの世界で得た「スキル」をフル活用してレベルアップし、生き抜いていきます。
この、主人公が “最弱” から “最強” へと登りつめていく過程が、まさに痛快そのもの。
楽天的な主人公のキャラクターも相まって、読み進めていくうちにその魅力にハマってしまいます。
中盤から後半、主人公は転生先の世界でほぼ無敵の存在となりますが、そこから世界そのものを根底から改革しようと暗躍する展開も熱く、続きが気になってしょーがない。
すでに書籍・コミカライズ化され、今年7月にはアニメ化企画が進行中と発表された人気作、というのもうなずけます。
筆者もまだ読み終えていませんが、引き込まれすぎて他のことにまったく手が回らなくなったため、一旦強制的に休止しているところです。
で、休止している間に何をしたかというと、「蜘蛛ですが、なにか?」のファンアート作成w
主人公が蜘蛛の魔物から最終型に至るまでの途中段階、上半身が人間の女性で下半身が蜘蛛の魔物、『アラクネ』を描いてみました。
蜘蛛、むずかし〜!
まとめ
これまでの「異世界転生モノ」とはちょっと趣の異なるライトノベル『蜘蛛ですが、なにか?』
ついついのめり込んで、時間を忘れてしまう完成度です!