松居一代さんはどうしたいんでしょうねぇ、ガジェレポ!@gadgerepoです。
泣きました、えぇ泣きましたとも。
40代の中年男性(妻・子ども二人あり)が真夜中に人目もはばからず ―といっても誰もいませんが― 大号泣です。
なぜ、いい年をしたオッサンが夜中の3時に大泣きするに至ったのか?
運命石の扉に導かれて……
その
はい、『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)です。
今更ながらの初プレイ。そしてドハマり。
簡単に説明すると、「STEINS;GATE」は2009年10月に Xbox 360用として発売されたゲームソフト。
その後、Windows版を経てPSP、PlayStation®3、そしてPlayStation®Vitaへと移植されました。
様式はアドベンチャーゲーム。マルチエンディングで、独自の「フォーントリガー」システム(携帯電話で送受信するメールや登場人物との通話のタイミングで物語が分岐)が斬新です。
その評価は高く、先ごろ、週刊ファミ通2017年6月22日号(2017年6月8日発売)で行われた「アドベンチャーゲーム総選挙」で第一位を獲得するという、未だ根強い人気ぶり。
そんな「STEINS;GATE」を、ここ数日プレイし続け、ついつい熱中して気づけば深夜。
しかし止めるに止められず、やっと到達した “トゥルーエンド”。
そして、感極まって深夜3時に大号泣のオッサンが出来上がり〜、というわけです。
魅力的なキャラクター&秀逸な伏線回収
ストーリーはいわゆる「タイムトラベル」もの。
主人公である「岡部 倫太郎」とその仲間たちが たまたま作り上げた、過去にメールを送ることが出来る「電話レンジ(仮)」。
この偶然の産物によリ過去改変が可能となるものの、その影響は予想以上に大きく、やがて周囲を巻き込み、取り返しのつかない事態を引き起こしていく……。
難解なテーマではあるものの、練り上げられた構成と随所に散りばめられた伏線の数々はまるで大作小説を読んでいるかのよう。
一癖も二癖もある、生き生きとしたキャラクター達のバックストーリーに思いを馳せていると、まるで自分もその場に取り込まれたように、収束していく物語に引き込まれていきます。
ゲームにこれほど感情移入したのは、久しぶりです。
実は筆者、PlayStation®Plusのフリープレイでこの「STEINS;GATE」が配信された時にさっそくプレイしてみたものの、主人公「岡部 倫太郎」のあまりにイタい厨二病っぷりにドン引きし、途中で止めてしまいました。
で、すっかり忘れたまま月日は経ち、先日満を持して PlayStation®4を購入。
しかし、ドラクエ11発売まではフリープレイで持たせようと思っていたので、その時配信されていた「STEINS;GATE」の続編である「STEINS;GATE 0」(シュタインズ・ゲート ゼロ)をやってみることに。
プレイしたことのある方は「ピンっ」とくるかと思いますが、この「STEINS;GATE 0」ではあの岡部 倫太郎の “厨二病”っぷりはすっかり鳴りを潜め、少し影のある青年となっています。
これがよかった。
「STEINS;GATE」で当初感じた、主人公に対する嫌悪感を抱くことなくプレイでき、これまた秀逸なストーリーにあっさりと夢中になりました。
そしてほどなくトゥルーエンドを迎えましたが、前作を体験していないからか物足りなさを感じ、運命石に導かれるまま、「STEINS;GATE」を再開した、というわけです。
そして真夜中の大号泣w
まぁしかし、深夜3時に大泣きしているところなぞを奥さんに見られようものなら、それこそ
奥さんと子どもに愛想つかされる世界線
に移動しちゃいそうなんで、自重自重。
まとめ
ゲーム以外にもクロスメディア展開している「STEINS;GATE」。
次はアニメも観てみようかな!