ガジェレポ!

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【シュタインズ・ゲート ゼロ】第二十一話『結像のリナシメント』感想

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TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」第二十一話より

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。

TV アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ(STEINS;GATE 0)』、第二十一話「結像のリナシメント」の感想です。

第二十一話あらすじ ※ネタバレ注意

 

西暦2036年。レジスタンス「ワルキューレ」のアジト。

ダルの肩を借りながら、倫太郎が向かう先……そこにあるのはこのオペレーションに必要不可欠な「タイムリープマシン」。

紅莉栖を犠牲にしてまで選択したβ世界線での救いのない未来を目の当たりにし、再びシュタインズ・ゲートを目指す決意を固めた倫太郎。

しかし、一度に遡れる時間に限度のあるタイムリープマシンを使って、2011年へ戻るためには計算上「3000回」以上のタイムリープが必要となる。

過去に戻るたび、激痛を伴う身体的負担と精神的な負担。なにより、その都度状況を整理・把握し、仲間たちに説明し協力を仰ぎ、タイムリープを繰り返すという途方もない労力……

だが、ジャンプした先々ではアマデウス紅莉栖がサポートしてくれるという。

「過去からタイムリープしてきた」と言えば、必ず理解してどうすべきかをアドバイスする、と。

以前、α世界線での紅莉栖も同じようなことを言っていたな、と苦笑する倫太郎。

こうして、2011年へ戻るための長い長い旅に出発する。

ーーー

先ずは二週間前。タイムリープマシンは真帆によって48時間から二週間へと、ジャンプ出来る時間が大幅に改善されていた。

最初に目覚めたときと同じく、病院着でベッドに横たわっている。その横に設置されたモニターに、倫太郎の状況をモニターしていたアマデウス紅莉栖が驚きの表情で映し出されている。

さっそく、「過去からタイムリープしてきた」と紅莉栖に告げる倫太郎だったが、帰ってきた答えは

「ハァ?」

う〜ん、思ったとおりの展開w

その後、ダル・真帆たちに状況説明→タイムリープを幾度となく繰り返す倫太郎。

昏睡状態だった11年間は、倫太郎自体の移動や環境の変化も少ないため問題なく遡ることが出来た。

しかし、いよいよ次のジャンプではストラト・フォーに拘束され、昏睡状態に陥る前の過去に戻ることになる。

これまでとは違い、無事にダルたちと合流しタイムリープ出来るかも定かではない……

だが、後戻りはできない!覚悟を決め、過去に飛ぶ倫太郎!

ーーー

気がつくとひとり、見覚えのない建物の中で片手にスマホ、片手に無線を持って立っている。

どうやら、ストラト・フォーに居場所を特定され、今まさに取り囲まれようとしている瞬間にジャンプしてきたらしい。

このまま拘束されてしまえば、2011年に戻る道は閉ざされてしまう……

スマホからアマデウスにアクセスし、紅莉栖に状況を説明する。

やはり驚くものの、今回は瞬時に理解し倫太郎に適切にアドバイスする紅莉栖。

ストラト・フォーからの居場所特定を防ぐため、アマデウスアプリを削除、スマホの電源を落として徒歩で隠しアジトに向かう。

紅莉栖からの連絡で、ダル・フェイリス・ルカ子らが倫太郎のマーカーを偽装して散開、追手を煙に巻く作戦だ。

紅莉栖の作戦どおり、ストラト・フォーの特殊部隊は複数現れた倫太郎のマーカーに翻弄され、倫太郎を見失う。

「俺はもう諦めない、自分に嘘をつくことも、これが正しいだなんて言い聞かせて妥協することも決してしない」

「みんなが必死に抗い戦いこの世界を変えようとしてきた思い、その思いを俺は信じる!」

仲間たちに助けられ、仲間たちの想いを受け取りながら、倫太郎はさらに過去へと進んでいく……

ーーー

2011年7月7日。

ラボに勢いよく入ってきた倫太郎を、ダルと真帆が驚いた表情で見つめている。

なんの説明もなく「これはケジメだ!俺を殴れ!!」という倫太郎の顔面に、ダル渾身の右ストレートが炸裂!

もんどり打って倒れる倫太郎だったが、すぐに立ち上がる。口元にうっすらと浮かんだ笑みが、次第に高笑いへと変わっていく……

あまりにいつもと違う倫太郎の様子に、動揺する真帆。だが、ダルはそんな倫太郎を知っている。いや、倫太郎ではなく……

「我が名は凶真!」

「鳳凰院凶真だ!」

久しぶりの白衣に袖を通し、真帆を「ロリっ娘」「ジョセフィーヌ」呼ばわりで絶好調の凶真。

フェイリスとルカ子をラボに招集し円卓会議、ダルたちに矢継ぎ早に指示を与えていく。

「作戦名はオペレーションベガ!」

さらに、その足で階下の「ブラウン管工房」に向かい、天王寺にすら高飛車な態度で協力を仰ぐ!

ーーー

ラジ館屋上。

DARPA(ダーパ)の特殊部隊が倒れる中、ひとり立ち尽くしている黒いフルフェイス。

流れ弾に当たったまゆりを、鈴羽が介抱している。

そこにレスキネン登場。ひとりで敵を殲滅したかがりに、ねぎらいの言葉をかける。

レスキネンの正体を知っても、為す術のないまゆりと鈴羽。だがそこに……

「オカリン!」

屋上に現れた倫太郎。声を掛けようとするまゆりだったが、倫太郎の表情の違いに気づき、ハッと息を呑む。

「かがりは、ここには来ない。」

倫太郎の言葉と同時に、レスキネンに銃口を向ける黒いフルフェイス。ヘルメットを取ったその顔は、なんと萌郁!

かがりは既に天王寺によって無力化、秋葉原周辺もフェイリスの采配によって警察が介入・鎮圧されていた。

愕然とするレスキネン。倫太郎に食ってかかろうとするが、萌郁にスタンガンで気絶させられる。

倫太郎に話しかけるまゆり、だがその言葉を遮って、

「俺はタイムリープしてきた、すべて知ってる。ここはあと三十分もしないうちに戦場になる!」

そうなる前に、まゆりと鈴羽をタイムマシンで送り出そうとする倫太郎。

すべては計画通り、のはずだった。だが……

まゆりと鈴羽を乗せ、光りに包まれるタイムマシン。

と、そこへ予定よりも早く武装ヘリが到着。タイムマシンに向かってミサイルが発射され、倫太郎の目の前で爆風に包まれる!

やはり、タイムマシンの爆破という事実に収束される運命なのか……

 

鳳凰院凶真復活!!鳳凰院凶真復活!!

 

ついに「鳳凰院凶真」復活!!

いやぁ〜、高笑いのところでやっぱり泣きそうになっちゃいましたねぇ。

厨二病っぽい言い回しに変なポーズ、極めつけはお馴染みひとり電話からの「エル・プサイ・コングルゥ」!

ドン引きする真帆たんと、うれしそうなダルの表情が正反対で印象的でしたねw

筆者は原作ゲームから「シュタゲ」を知ったクチですが、最初は無印の「シュタインズ・ゲート」から始めたものの、あまりに痛々しい鳳凰院凶真のキャラクターに嫌気が差し、途中で投げ出してしまいました。

その後、続編である「シュタゲ ゼロ」をやってみたところ、すっかり倫太郎の厨二病が鳴りを潜めたおかげでストーリに没頭でき、まんまとハマってしまった、という経緯があるのですが、まさかその「鳳凰院凶真」に泣かされる日がくるとは……

なんにせよ、この復活劇の盛り上がり方、流れ、どれをとっても完璧な「神回」でした!

しかし……

「おにいちゃん、なんでタイムマシンすぐ爆破されてしまうん?……」

いや、待てよ。

レイエスが無傷だったところを見るとこの流れ、来週は真帆・萌郁・アマデウス紅莉栖がレイエスに立ち向かうエンド挿入か?!

 

まとめ

 

ともかく、
エル・プサイ・コングルゥ!!!