ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
2019年5月15日、AGC(旧社名 旭硝子)が窓ガラスに透明ディスプレイを組み込む技術を世界に先駆けて開発、との発表がありました。
博物館や列車・バスなどの窓に様々な情報を表示
今回、AGCが開発した技術内容がコチラ。
これまでも、AGCはガラスに液晶ディスプレイを直接貼り合せたデジタルサイネージ「infoverre®(インフォベール)」を開発・商品化しており、そのノウハウと複層ガラス製造技術により、窓ガラスと透明ディスプレイの組み込みを実現したとのこと。
これにより、電源を入れることで文字や映像などを直接窓ガラスに表示することが可能となります。
今後さらにタッチパネル機能などを追加し、将来的には観光名所や博物館、列車・バスなどの窓で、様々な情報を双方向に表示するプラットフォームとしての導入を目指しているそうです。
これを見て筆者がまず思いついたのが、自動車のフロントパネルにスピードメーターや道路情報を直接映し出す「ヘッドアップディスプレイ(以下HUD)」としての応用。
「そんなの、もうすでに実用化されてるやん?」
とお思いの方、さにあらず。
現状、各メーカーが実用しているHUD機器は、内蔵した液晶画面の映像を運転席の計器盤の裏側からフロントガラスに投影する、あまり “近未来的” とは言えない仕様。
これがAGC製の組み込み式ディスプレイに、なおかつタッチパネル搭載!なんて実現すれば、アニメなどでよく目にする近未来がまた一歩近づいたように思いませんか!?
強度や安全性の問題など、クリアすべき課題は多いでしょうが、ぜひとも実用化して欲しいですね!
まとめ
世界に先駆けての新技術!
自動車のフロントパネルに採用されたら、絶対「ガンダムごっこ」するわ!