運動会疲れのガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
「Apple Music」の3ヶ月お試しキャンペーンでサブスクリプション(定額)型音楽配信サービスの魅力に目覚めた筆者。
しかし、Apple Music の“邦楽ラインナップの弱さ”がネックとなり契約更新には至らず、現在は「Google Play Music」を1ヶ月試用中なのは前回お伝えしたとおり。
ところがここへ来て Apple Music が俄然やる気を出してきました。
ソニー・ビクターなどのレーベル参加で J-POP やアニソンが増加、邦楽数はほぼ横並びに
Apple は Apple Music において23日からJ-POPやアニソンなどの邦楽ラインナップを強化。ソニー・ミュージックやビクターエンタテインメント系のレーベルが参加したことにより、邦楽配信曲数が大幅に拡大しました。
これまで、Google Play Music や LINE MUSIC、AWA などの他社音楽配信サービスに比べ“邦楽のラインナップが少ない”と言われていた Apple Music ですが、今回の増強によって音楽聞き放題サービス4社が配信する邦楽アーティスト組数は ほぼ横並びになったようです。
試しに iTunes から Apple Music の「New」にアクセスしてみると、「AKB48」や「ASIAN KUNG-FU GENERATION」など、確かに今までは聴けなかった邦楽アーティストの楽曲が追加されています。
総ユーザー数は 1,500万人達成、秋には Androidも対応
先日、Apple の CEO であるティム・クックは Apple Music が有料会員 650万人、フリーで利用しているユーザーを併せた総ユーザー数は 1,500万人に達していることを明らかにしました。
また、Apple は Apple Music サービス開始時、同サービスを今秋、Android にも対応させるとしており、さらなるユーザー獲得に意欲を見せています。
価格はほぼ横並び、配信曲数は他社に遅れを取る Apple
ユーザー獲得に躍起になる Apple ですが、今回邦楽のラインナップは増えたとはいえ配信する総楽曲数は日本国内では数百万曲と言われ、 Google Play Music の 3,500万曲にはまだ遠く及んでいない様子。
AWA や LINE MUSIC が 2015年内に500万曲を目指すとのことですから、楽曲数では現状 Google Play Music がダントツのようです。
また価格面では、Google Play Music の先行加入特典である 月額780円や、LINE MUSIC の学割 月額600円を除けば、4社 月額960円〜1,000円となっておりほぼ横ばい状態。家族複数人で利用するなら Apple Music が提供する、6人まで利用できるファミリープラン 月額1,480円がおとくでしょう。
まとめ
ただ、現状フリーで利用しているユーザーがそのまま有料サービスに移行してくれるか、また目の肥えた Android ユーザーが数ある競合サービスの中から Apple Music を選択するかどうかは、まだまだ今後の Apple のガンバリ次第、といったところでしょうか。
さらに熾烈を極めた争いとなってきたサブスクリプション(定額)型音楽配信サービス、今後も注目していきたいと思います。
【追記】
10月26日、LINE MUSIC は音楽配信プロバイダーであるオムニフォンとの業務提携を発表、新たに数千万曲以上の海外楽曲を11月中に提供するとアナウンスがありました。
提供楽曲数の性格な数・内容は未定ですが、これによって楽曲配信数は国内4社内(Apple Music・AWA・Google Play Music・LINE MUSIC)でも 1〜2番の規模になると思われます。
いいぞ!もっとやれ!!