日本語が不自由なガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
2017年9月20日、Googleは iOS用キーボード入力アプリである『Gboard』をアップデートしました。
これにより、『Gboard』は日本語入力に対応、iOS向けデバイスでついに「Google日本語入力」が使えるようになりました。
バンザ〜イ!
「キーボードから直接検索」が便利すぎる!
昨年5月、先行して英語版が公開されていた iOS用キーボード入力アプリ「GBoard」ですが、満を持して日本語入力対応版の登場です。
「Google検索」+「KeyBoard」=「GBoard」ですね。
なんといっても特徴的なのは、キーボードの左上にレイアウトされた「Gボタン」を押すことで、キーボード内で「Google検索」が起動、即座に検索が出来、さらに検索結果を起動中のアプリにペースト可能なところでしょう。
「Gboard」をApp Storeからインストール後、設定の「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」から「Gboard」を選択。
これでキーボードとして「Gboard」が使用可能となり、文字入力可能などのアプリからも呼び出して使うことが出来ます。
まずはじめに「Gboard」のキーボードを起ち上げ、キーボードの上部「日本語をダウンロード」をタップすると「Gboard」アプリが起動し、日本語入力用データがダウンロードされます。
さらに「Gboard」アプリからは様々な設定が編集可能。
「Gboard」で音声入力や手書きメモ、主要機能である「Google検索・YouTube検索・Google マップ検索」を使うため、「フルアクセスを許可」しましょう。
メニュー画面から「フルアクセスの有効化」→「使ってみる」をタップすると設定アプリに移動、先程と同様「一般」→「キーボード」→「キーボード」と進み、「Gboard」から「フルアクセスを許可」をオンにします。
フルアクセスを許可することで「Gboard」は入力した内容・情報をGoogleへ転送できる権限を持つことになります。
個人情報・プライバシーの保護について、Googleは以下のように説明しています。
プライバシーについて
ユーザーがスマートフォンで入力する内容は個人的な内容が多いことを考慮し、Gboardで入力される情報は個人情報として保護される仕様になっています。GboardからGoogleへ送信される情報について
- Gboardに入力された検索内容はGoogleのサーバーへ送信され、検索結果を返します。
- Gboardはさらにどの機能がよく使われているか、アプリがクラッシュした時の問題解決のためにGboardは利用統計もGoogleへ送信しています。
- Gboardのマイクを使用した場合は、文字の書き起こしのために音声情報がGoogleへ送られます。
GboardからGoogleへ送信されない情報について
- 検索キーワード及び、音声情報以外のもの、例えば、パスワードや他人とのチャット内容などはGoogleへ送られることはありません。
- 文字入力の補助、及びあなたの興味関心に合わせた検索予測など、Gbaordはデバイス内であなたが入力した言葉を記録します。それらのデータはGoogle、またはそれ以外のどのアプリからもアクセスできず、いつでも削除することができます。
- Gboard検索設定で連絡先の検索を有効にすると、Gboardはデバイス上の連絡先を検索して簡単に共有できます。 これらのクエリはGoogleに送信されません。
引き続き「Gboard」アプリからの設定について。
「言語」からは使用できる言語データの追加・削除が可能。
「キーボードの設定」からは「絵文字候補」「音声入力」「片手モード」のON-OFFが設定できます。
「検索の設定」で設定できるのは「連絡先検索」のON-OFF、「位置情報へのアクセス」の許可、「検索履歴の消去」など。
「テーマ」からはカラーの変更や背景画像の設定など。
設定が完了したのでさっそく使ってみます。
「Gboard」キーボードを選択、地球儀アイコンをタップすると「片手モード」という文字が。
「片手モード」を選択すると、キーボードが左右片側に寄って片手での操作がしやすいレイアウトになります。
文字を入力していくと入力候補がズラズラっと。
iOSデフォルトと違い、痒いところに手が届く候補が出てくるのは「Google日本語入力」ならでは。
さらに、左上の「Gボタン」を押せば入力した文字から「Google検索」「YouTube検索」「Google マップ検索」が行えます。
ウェブ検索の結果から内容をコピーしてそのまま流用したり、メッセージ系アプリからマップ検索の結果をそのまま共有したりと、活用方法は様々です。
まとめ
ついに日本語入力に対応したiOS版『Gboard』は「Google日本語入力」が使えるだけでなくテーマによるカスタマイズも可能。
iPhone入力支援アプリの本命として今後定着していきそうですね!