ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
今回は訳あって、当サイトのドメインを登録・管理している会社を別会社に変更する『ドメイン移管』をやってみましたので、その工程をレポートします。
「ドメイン移管」するのはどんな場合?
「はてなブログPro」に加入されている方の大多数、そして「WordPress」をご利用の方はもれなく、ご自身が運営されているサイトに「独自ドメイン」を取得されているのではないでしょうか。
以前はユーザーが直接ドメイン名を「地域インターネットレジストリ」に申請・登録していましたが、今ではユーザーに代わって登録・管理する仲介業者(レジストラ)の登場で、誰でも簡単に独自ドメインを取得・利用できるようになりました。
国内でレジストラといえば……
- お名前.com
- スタードメイン
- VALUE-DOMAIN(バリュードメイン)
- ムームードメイン
あたりが有名ドコロですね。
そして、一度ドメインの取得をレジストラに委託すれば、以降は管理も含めてそのまま同じレジストラを継続利用する、というのが一般的です。
しかし、年額 1〜2,000円のドメイン管理料とはいえ、会社によって値段はいろいろ。
多数のサイトを運営している方にとっては、管理料は少しでも安いところを選択したい……という場合もあるでしょう。
また、レジストラによって提供するサービスにも違いはあります。
多くのレジストラは、ドメイン管理だけでなくサーバーのレンタルも手がけているため、サービス内容の充実したサーバーへの移行に伴って同社へドメイン移管するケースも考えられます。
筆者の場合は、複数のレジストラで取得したドメインを一社で一元管理したい、というのが今回移管することにした理由です。
ドメイン移管には、費用はモチロンのこと完了までに時間もかかります(場合によっては1〜2週間)が、その間サイトにアクセスできなくなる、ということはありませんのでご安心を。
「ドメイン移管」の流れ
というわけで、さっそくドメイン移管の手続きを始めたいと思います。
今回は、「VALUE-DOMAIN」から「お名前.com」へと当ブログの独自ドメイン「gadgerepo.com」を移動させます。
認証鍵情報(authorization info)の取得
まずは「VALUE-DOMAIN」のサイトにアクセス。
「コントロールパネル」から「WHOIS情報の管理・変更」をクリック。
画面の下の方にスクロールし、「名義(WHOIS)の代理公開」を有効にしている場合は無効(登録ユーザー情報に戻す)にした上で、「認証鍵情報(authorization info)」の項目に書かれた英数字をメモします。
ドメインロックの解除
続いて同じく「コントロールパネル」から「ドメインロックの設定」へ移動。
ドメインロックの設定が「有効」になっている場合、チェックボックスのチェックを外して「無効」にします。
これで、「VALUE-DOMAIN」での設定は終わりです。
「お名前.com」への移管申請
お次は「お名前.com」へ。
会員登録後「お名前.com Navi」にログインした状態で、「ドメイン設定」の「ドメイン移管」→「お名前.comへの移管申請」へアクセスし、「ドメイン名」部分に移管するドメインを記入して「次へ進む」をクリック。
「ドメインの確認」画面では特に問題がなければ「AuthCode」欄が書き込める状態になっているので、先ほどメモした「VALUE-DOMAIN」の「認証鍵情報(authorization info)」を記入します。
続いて「お支払い情報の入力」。
「サーバーの選択」は、はてなブログや現状のサーバーをそのまま使う場合は「いいえ」、お名前.comでレンタルサーバーも申し込む場合は「はい」を選択。
支払い方法を選択後、必要事項を記入が完了すれば、移管申請はすべて終了です。
あとは「VALUE-DOMAIN」「お名前.com」それぞれから確認のメールが来るので、その都度認証すればOK。
最終的に、「お名前.com」からドメイン移管(トランスファー)完了通知がメールで届いて終了です。
事前に調べたところによると、移管完了には時間がかかるという認識だったのですが、筆者の場合は申請後2〜3時間で移管先からの完了通知が届きました。
この辺りの作業時間は、ケース・バイ・ケースかもしれませんね。
まとめ
思っていたより簡単!
「VALUE-DOMAIN」から「お名前.com」へのドメイン移管レポートでした。