涼しいところへ逃げたいガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
筆者が愛用する、スタイラスペン対応 Windows タブレット「ASUS VivoTab Note 8」とフリーのペイントソフト「FireAlpaca」を使って旬な有名人の似顔絵を描いている「有名人を描いてみようシリーズ」。
前回の投稿で通算6人目の似顔絵となりました。
1回めとなるコチラの記事でも少し触れたのですが最近は少し変化があったこともあり、あらためて筆者の似顔絵の描き方について解説してみたいと思いますm(__)m
使用ツールのご紹介
ツールに関しては以前と同じ、特に変更はありませんね。
使用ソフトもフリーとしては多機能で動作も軽快な「FireAlpaca(ファイア アルパカ)」がやはり使いやすい。
詳しい使用方法についてはコチラを参照。
Firealpaca | お絵かきアンテナ『トリまとめ』ソフトの使い方
これらに加え、最近重宝しているのが Windowsタブレット用のソフトウェアキーボード「TouchKey」。
Windows 8 / Windows 10 タブレット用 ソフトウェア左手キーボード TouchKey - 幻影の都
8インチサイズの Windowsタブレットでお絵かきする場合、致命的な欠点は画面の小ささ。
FireAlpaca を起ち上げると、パレット類に画面が占領されて描画スペースが狭い狭い!
しかし、FireAlpaca には “TABキー”を押すとパレットが隠れ、全画面を使えるショートカットがあるのでコレを多用することになるのですが、いちいち標準のソフトウェアキーボードを開いたり閉じたりするのが('A`)マンドクセ
そこで登場するのが「TouchKey」。
画面上に任意のショートカットやキーアサインを登録したボタンを表示できるので、イッパツで全画面モードに切り替えることができます。
「拡大・縮小」や「戻る・進む」といった操作も割り当てられるのでお絵かき作業がかなり捗ります。
下絵画像の配置
実際に描き始める前に、下絵となる画像を設定・配置します。
筆者の場合“Google画像検索”で下絵画像を選んでいますが、なるべく高解像度のものを選ぶか、低解像度でも画像編集ソフトで解像度を高く設定し直します。
FireAlpaca で下絵画像を開き、
画像が配置されたレイヤーをクリックして名前を「下絵」に変更、「下書きレイヤー」にチェックを入れて OKをクリック。レイヤーウィンドウの不透明度を60〜70%くらいで調節。
その後、描画用の「新規レイヤー」を作成して準備完了です。
アウトラインの描画
筆者の場合、下絵画像にそって「鉛筆」ツールで顔の輪郭線から描いていきますが、一本線でスラスラとというわけにはいきません。
だいたいこんな感じでガタガタ、太さもまちまちになってしまいます。
そこで、画面を拡大。思いっきり寄った状態でガタガタしたところや細すぎるところはペンで加筆修正、逆に太すぎたところは消しゴムで余分なところを消して調節しています。
整えながら、全体のアウトラインを書き込んでいきます。
目・鼻・口といった各パーツも、特徴的な部分を意識しつつザックリ描いたラインをペンや消しゴムで加筆・調整していきます。
だいたいこんな感じで。細かいところは適時修正していきます。
筆者的にはアウトラインが描ければほぼ出来たも同然。色を塗っていきます。
色塗り
色塗りは、アウトラインを描いたレイヤーとは別のレイヤーに描いていきます。そのほうが修正しやすいですしね。
まずは顔のベタ。一番薄い色で塗りつぶし、その後少し濃く調整した色で陰影をつけていきます。ブラシツールは「ペン」を使っています。
「髪の毛」や「衣服」も別レイヤーで。
下絵画像の陰影を参考にしてメリハリをつけていきます。
これでタブレットでの作業は終了。
FireAlpaca は Photoshop 形式での保存に対応しているので、 Photoshop 形式でレイヤー情報を残したまま保存したデータをデスクトップ機の Photoshop で開き、色やトリミングを調整してから完成となります。
まとめ
初めこそ画面の小ささによる作業性の悪さに困っていましたが、「TouchKey」導入でストレスなく描くことができるようになりました。
作者の tatuya@tatuya_kannagiさん、ありがとうございます!Windows タブレット使いの方はぜひ導入を!
さて、今後は色の塗り方をもう少し研究していきたいですね。
次回は誰を描こうかな……。