ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガー。 Mac、iPhone、ゲームにアプリなどなど興味をもったガジェットの情報をなんでもレポート。

Windowsタブレットの欠点をあえて挙げ連ねてみる。

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VAIOスマートフォンが気になる@gadgerepoです。こんにちわ。

筆者が Windowsタブレット「ASUS VivoTab Note 8」を購入したのが2014年の7月、今月で7ヶ月目を迎えたことになります。

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「ASUS VivoTab Note 8」を半年ほど使ってみて

めちゃくちゃヘビーに使い倒してきたわけでもありませんが、プレゼンやウェブ、お絵かきや動画視聴などそこそこ利用してきました。
ただ、それでも購入当初考えていたほどの使用頻度ではなく、だんだんと机の上に置きっぱなしになることが増えてきたような……。

最近は iPhone 6 Plus で事が足りてしまう場合が多くなってきたのも理由の一つですが、それ以外にも使っていて「これはちょっと……。」と感じる部分があったことも確か。
これから、Windowsタブレット購入を考えている方の参考になればと思い、筆者が感じた「Windowsタブレットのだめな部分」を挙げ連ねてみます。

【その1】Windows ストア アプリがいっこうに充実しない

まぁこれは Windowsタブレットだけに限った問題ではありませんが、Windows ストア アプリにやる気が感じられません。
定番どころのアプリはともかくとして、革新的で使いやすいアプリが毎日のように登場、アップデートされている Apple の App Store、Google のGoogle Play ストア とは充実度が雲泥の差です。
また、定番どころのアプリもリリースが遅い傾向にあるのが困りモノ。Amazon の電子書籍リーダーソフトである「Kindle」も日本語版、それも Windowsタブレットに最適化されたアプリ版の登場が長い間待ち望まれていましたが、やっと先日リリースされたのは “デスクトップアプリ” でした。
確かに Windows は今まで蓄積されてきたデスクトップアプリが充実しているという利点が大きいため、問題視されていないのかもしれませんが、こと Windowsタブレットに関して言えば、後述の「操作性の悪さ」があるため、やはりタブレットのタッチ操作に最適化された Windows ストア アプリは必要です。
スタート時期の違う Apple の App Store、Google のGoogle Play ストアと比べるのは酷かもしれませんが、とはいえ未だ充実しているとは程遠いと感じるのは筆者だけでしょうか?

【その2】8インチ Windowsタブレットの画面は小さい

8インチ Windowsタブレットの画面は解像度 1280×800ピクセルのものが主流ですが、モダン UIであるスタート画面はともかくとして、デスクトップモードでのタッチ操作は至難の業、タッチがなかなかしづらい、間違って違うところをタッチしてしまうなど、誤操作が頻繁に起こります。
VivoTab Note 8 はスタイラスペンでの操作である程度マシにはなりますが、それでも100%改善されるわけではありません。
これがコツコツ、コツコツとボディーブローのように効いてきてだんだんと使う気が削がれてしまいます。有用なデスクトップアプリを使おうにも操作性の悪さがジャマしているわけです。
少なくとも画面サイズは10インチ、解像度は 1920x1080 以上が望ましいですが、それでも仮想的にマウスのようなカーソル操作が可能になる「TouchMousePointer」のような機能の標準装備は必要かと思います。

安定性が悪い

OS の仕様による違いでしょうが、iOS デバイスの iPad やAndroid 搭載タブレットに比べてフリーズする、固まるといったことが多いように感じます。
スマートフォンやタブレットのような少ないメモリのデバイスでも快適に動作できるよう最適化されている他の OS と違い、デスクトップアプリ、ストアアプリと両方動かせるようシステムが肥大化している Windows 8.1 なので、しかたがないことなのでしょうか?

もちろん、欠点に勝る長所も!

筆者が気になった点をつらつらと書き連ねましたが、もちろん 他のタブレットにはない、Windowsタブレットならではの長所、メリットもあります。
前述のデスクトップアプリの優位性や、「Office」関連のファイルが互換性を気にせず、問題なく扱えるのは大きいでしょう。
職場のパソコンがWindowsならば、同じ環境・感覚で Word や Excel が使えるため、Windowsタブレットを導入する企業や教育現場も増えているようです。

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また、PC 向けのブラウザで Flashコンテンツが見られるのは Windowsタブレットのみ。これによって「艦これ」「刀剣乱舞」といった PC向けブラウザゲームもプレイできる点が、一時期 Windowsタブレットの売上を大きく伸ばした牽引力の一つでも有ります。

プリンタやキーボード、外付け HDDといった既存のパソコン周辺機器がそのまま使えてしまうのも、他のタブレットでは真似できない長所といえるでしょう。

まとめ

短所も多い Windowsタブレットではありますが、ソフトによるカスタマイズや設定変更など他のデバイスにはない自由度の高さでカバーは可能かと思います。
次期 OS「Windows 10」も控えていることですし、Windowsタブレットの発展は まだまだ これからが本番!といったところでしょうか。