音楽は最近ごぶさたなガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
2015年6月30日(日本では7月1日)にリリースされた iOS 8.4からついに利用できるようになった Apple Music。
月額980円(6人までのファミリー会員で月1480円)の定額制音楽聴き放題サービスとして、iPod や iTunes Store で音楽業界に革命を起こした Apple がついに世に送り出したこの Apple Music でここ一週間は話題独占でしたね。
当然筆者としてもそんな Apple Music はチェックしていたんですが、今日の今日まで実際に試すことなく過ごしていました。
なぜか?
あんまり音楽に興味が無いからです。
ひところは CDをレンタルしたりして聞いていたとはいえ、根本的に音楽を聞く方ではなかった筆者。ここ数年ですっかり低迷してしまった音楽業界のおかげで「音楽を聞く」ということをまったくしなくなってしまいました。
そんな筆者なので、ついに始まった Apple Music に対しても、
(ヽ´ω`).oO(毎月お金払ってまで聞かねーしなぁ……)
と冷めたスタンス。
とはいえ、この Apple Music には3か月無料のトライアルがついています。
無料と名のつくものにはめっぽう弱い筆者、「まぁ、ブログ執筆中の BGMとして使ってみてやるか……。」くらいの上から目線で試してみることに。
なにはともあれ自動更新をオフに設定
ハナから購読する気のなかった筆者は、兎にも角にも無料トライアルでのみ試用し、試用期間が終われば有料プランに自動的に契約させられる自動更新をオフにしておこうと必死です。
まずはアプリ「ミュージック」から、どの画面上にもある左上の「人型アイコン」をタップ。 アカウント画面の「Apple IDを表示」をタップし、パスワードを入力します。
「購読」の中の「管理」をタップ。「更新オプション」のスイッチをオフにし、「¥980」「¥1,480」と金額が表示されている状態にします。
この設定さえしておけば、3ヶ月後のトライアル終了時に自動的に更新、課金される心配はなくなるので安心です。気兼ねなく3カ月の無料期間を楽しみましょう。
気軽に試し聞きができる定額制ってすばらしい
さて設定も終わり、さっそく Apple Music をイジイジさわってみたところ……。
おぉ?!いいんじゃない?
最近の曲はとんと分からないので、昔よく聞いていた「Queen」で検索、アルバム1枚聞いてみたところ、「For You」タブに「Queen」の楽曲がオススメとして表示され、未試聴の曲を聞くことができたり、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」のエンディング曲として採用され、興味のあった「Pat Metheny Group」のアルバムを試聴することができたりと、なかなか楽しめそうな感じ。
今まで興味はあっても、「わざわざ買うほどではないな。」と思っていたアーティストも、定額制(しかも今は無料!)なら思う存分聴くことが出来る、昔聴いた懐かしの曲も豊富なライブラリの中からガンガン聴ける、「New」タブからは知らなかった・聴いたことがなかったアーティストの楽曲も臆することなく聴き放題!
気づけば“あれも・これも!”と貪るように、Apple Music に没頭していましたw
Apple Music に感じること
冒頭でも述べたように、iPod でデジタル音楽プレーヤー隆盛の一時代を築き、iTunes Store の展開で楽曲のデジタルデータ配信を定着させて音楽業界に革命を起こした Apple。
しかし、デジタル音楽プレーヤーとしての機能も有する iPhone 発表以降は iPod/iPod Touch のバージョンアップは少なくなり、ついには iPod のフラッグシップモデルとも言うべきハードディスクタイプの iPod classic はその役割を終え Store から姿を消したのはまだ記憶に新しいところ。
iTunes Store も定番化ゆえに目新しさも失くなり、他社のサービスとの差別化も難しくなってきました。
そんな情勢の中、ついに登場した定額制の音楽配信サービス Apple Music。
すでに他社は同様のサービスを先行展開しており、“満を持して”と取るべきか“遅ればせながら”と取るべきかは表現の難しいところです。
しかし、Apple Music の優位性はなんといっても「iPhone」。
世界中で売れまくっている iPhone というハード、そのハードと紐付けされた OSにシステムの一部として組み込まれたソフトとして提供される Apple Music は、iPhone との相性は言うまでもなく最強。“iPhone に元々入っているから”というだけで、他社のサービスと比較することもなく使う人も多いことでしょう。
“いつも持ち歩いている iPhone で値段やストレージ容量に囚われず(Wi-Fi 以外で聴く場合はストレージに保存しなくてはなりませんが)いつでも気軽に音楽が聴ける”サービスとして定番化を狙う Apple。
iPod での隆盛を “Apple Music” でも築きあげることができるのか、注目です。
まとめ
ともあれ、筆者はドハマりしてしまった Apple Music。この調子だと3ヶ月後には、もはや外せない身体になってしまいそうでコワイですw
今後のサービスの充実・展開にも期待が高まりますね。