ガジェレポ!

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不定期連載 “京都ラーメン探訪” その86

麺心 よし田のイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

筆者が気まぐれに訪れたラーメン屋をレポートする “京都ラーメン探訪” 、2021年の最後を飾るであろう八十六回目は、京都市伏見区『麺心 よし田』さんです。

京都市伏見区「麺心 よし田」

 

竹田街道大手筋交差点の南東側、レトロチックな特徴のある店構えの「麺心 よし田」さん。

酒造りで古い歴史を持ち酒処も多い伏見の地で、2013年から営業しているお店です。近くには人気店「つけ麺 きらり」さんがありますが、コチラもつけ麺メインで人気を博しています。

店に入ると目の前にカウンター 席、厨房を介してL型となったスペースの奥にテーブルが3卓で予想外に広め。

今回は日曜日昼間の来店でしたが、行列こそできていないもののほぼ満席。家族連れは見かけませんでしたが、お一人様やカップル客で賑わっていました。

カウンターに案内され、落ち着いて店内を見渡すと、外見同様にレトロ。梁の見える天井に白壁、焦げ茶の古材を基調とした壁板、テーブル、丸椅子と、さながら老舗の蕎麦・うどん屋のようです。

“酒どころ伏見”のイメージに合わせた店造り、でしょうか。

店の雰囲気に馴染んだところでメニューをチェック。

麺心 よし田のイメージ02

 

「特選鶏の京らーめん」や「極・鶏魚介らーめん」など魅力的なメニューですが、今回は“お口がもうつけ麺”。レパートリーは────

  • 濃厚海老つけ麺 1,100円
  • 鶏魚介つけ麺 820円
  • 辛味噌つけ麺 820円
  • 豚バラつけ麺 1,180円

といった構成。“海老の味が濃縮された絶品スープ”という触れ込みの「濃厚海老つけ麺」も捨てがたいですが、やはり定番の「鶏魚介つけ麺」を注文してみました。

 

和風な見た目ながら濃厚な食べごたえ「鶏魚介つけ麺」

 

そしてコチラが「鶏魚介つけ麺」

麺心 よし田のイメージ03

 

いかにも濃厚なつけ汁もですが、少し風変わりな麺に目を奪われます。

よく見る太麺とは違い、細めの麺。全粒粉の小麦で打った自家製麺は茶褐色で、色といい細さといい蕎麦のよう。

さっそくつけ汁につけてひと噛みすると、普通のラーメンとは違う“プツプツ”とした噛み心地が気持ちいい。

水切りを加減して十分に水を含んでおり、しっとりとして喉越しもツルツルです。

つけ汁は、魚介系独特の粉っぽさは感じられず、それでいて濃厚。鶏ミンチでしょうか、小さく刻んだ肉が入っておりボリュームもたっぷり。

席に貼り紙してある「麺心 よし田 つけ麺流儀」によれば、

“最初の3分の1はそのままつけ汁につけて、次は麺に添えられた刻み玉ねぎをつけ汁に入れて、最後はすだちを麺にしぼりお召し上がりください”

とのことで試してみましたが、なるほど刻み玉ねぎで濃厚なつけ汁にシャキシャキっとした歯ざわりと清涼感が、すだちで柑橘系の爽やかな味の変化が楽しめます。

その他のトッピングは鶏ムネチャーシューに味玉、水菜が麺に添えられ、つけ汁には色映えする青ネギ。

鶏ムネチャーシューは厚みがあって食べごたえバッチリ、水菜のシャキシャキ感も箸休めに丁度いい感じ。

最後に、濃厚なつけ汁をスープ割りですべて飲み干して

「ごちそうさまでした!」

ドロリ濃厚なつけ汁を、麺の食感と刻み玉ねぎやすだちなどのトッピングで中和した、考え抜かれたバランスが絶妙の「鶏魚介つけ麺」

ぜひお試し下さい。

 

まとめ

 

麺心 よし田の「鶏魚介つけ麺」、大盛でもペロッと食べれそう。
2021年最後に、いいお店に出会えました。

 

 

麺心 よし田

 

  • 住所:京都府京都市伏見区西大手町313-1
  • 電話:075-888-5157
  • 営業時間:11:30〜22:30
    日曜営業
    新型コロナウイルスによる営業時間・定休日変更の可能性あり
  • 定休日:無休(年末年始を除く)
  • 駐車場:無し(近隣にコインパーキング多数)