ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。
2021年12月13日にAppleが公開したApple Watch向けOSアップデート「watchOS 8.3」で、AssistiveTouchの新機能『ハンドジェスチャ』が旧モデルでも使えるようになりました。
指や手の動きでApple Watchが操作できる!不思議!
AssistiveTouchの「ハンドジェスチャ」は、画面に触れることなく、各種センサーで検知した手や指の動きでApple Watchを操作する、という未来感あふれる新機能。
「ピンチ」(人差し指と親指をくっつける動き)や「クレンチ」(拳を軽く握る動き)といったジェスチャで操作できるとあって、発表されたときから注目しておりました。
が、初めて実装された「watchOS 8」では対応デバイスは「Series 6/SE以降」となっており、筆者愛用のApple Watch Series 5は「ハンドジェスチャ」未対応で悲しい思いをすることに。
しかし、先立って公開されたwatchOS 8.3のベータ版およびリリース候補版で、Apple Watch Series 4/Series 5でも「ハンドジェスチャ」が利用可能になっているという情報が。
そして先日、12月13日に公開されたアップデート「watchOS 8.3」。
ソフトウェア・アップデートの概要では、それらしいことは書かれていませんでしたが……
インストール後、Apple Watchの「設定」から 「アクセシビリティ」 → 「AssistiveTouch」と移動してみると……
あった!!!
さっそく「ハンドジェスチャ」を有効にし、設定してみることに。
認識されるジェスチャは4種類。人差し指と親指をタップする「ピンチ」と2回素早くタップする「ダブルピンチ」、拳を軽く握りしめる「クレンチ」と素早く2回“グッパー、グッパー”する「ダブルクレンチ」があります。
「ハンドジェスチャ」を有効にすると、デフォルト状態なら「ダブルクレンチ」することでジェスチャモードが起動、画面上に“青い枠線”が表示され、その箇所が選択されていることを表します。
そして「ピンチ」で選択箇所を順送り、「ダブルピンチ」で逆送り、「クレンチ」でタップ、「ダブルクレンチ」で様々な動作が選べる“アクションメニュー”が表示されます。
もちろん、それぞれのジェスチャには任意でアクションが設定可能。自由にカスタマイズできます。
しばらく使ってみたところ、最初は慣れない動作でうまく扱えませんでしたが、慣れてくると画面を触らずとも自在にApple Watchが操作できる爽快感!
片手がふさがっている状態でも、電話に出たり長文のメッセージをスクロールしながら読むことができたりと可能性は無限です。
これまで、筆者同様に悔しい思いをしていたApple Watch Series 4/Series 5ユーザーの皆様、ぜひお試し下さい。
まとめ
人前ではやっぱりちょっと恥ずかしいけどね!
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