ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を、Netflixで「予備知識ゼロ」「完全初見」で観てみたところ……
※ネタばれ無し
淡々と描かれる“落ち目俳優とそのスタントマン”の日常、からのラスト
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in... Hollywood)」は、主演をレオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットの二人が務めるクエンティン・タランティーノ監督作品、2019年に日本でも公開されました。
かつて、テレビの西部劇ドラマで脚光を浴びた俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、時代の流れとともに徐々に落ち目になっている自分の状況に、焦りを感じている毎日。
リックの専属スタントマンであり親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)もまたその煽りを喰らい、そして過去の自身のトラブルのせいもあって仕事にあぶれ、リックの世話係を務めながら、しかしリックほど深刻ではなく飄々と日々を過ごしている。
そんなある日、高級住宅街にあるリック邸の隣に映画「ローズマリーの赤ちゃん」で一躍“時の人”となった映画監督ロマン・ポランスキーと、その妻で売り出し中の若手女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)が引っ越してきて……というあらすじ。
この映画、物の本によればかつてハリウッド映画界を震撼させた「シャロン・テート事件」をモチーフに作られたそうですが、無知な筆者はそんな前情報・予備知識はまったくナシ。
ただただ、以前ちらっと見かけた映画レビューサイトでオススメされていたのを思い出し、
「タランティーノ監督でディカプリオとブラピ主演か、いいね!」
くらいのカル〜イ感じで観始めたのですが……
10分、30分、1時間とストーリーが進むにつれ、それでもただ淡々とリック、クリフ、シャロンの日常の生活が描かれ続ける状況のなか、だんだんと、
“これはいったい何が面白いんだろう?”という気持ちに。
しかし、時折垣間見える「不穏な空気」と、チラチラと要所要所で登場する「実在の人物」の存在に、いつしか筆者は
「これは……ラストに“良くないこと”が起こる雰囲気!!!」
と気付かされます。そうなるともうドキドキ、ソワソワと気が気じゃあないw
小さな不満はあるけれども平穏な日常生活、親友との友情、愛する家族、新しい命……それが最終的に壊されてしまうかもしれないという予感が、より一層恐怖を生み出し、ラストシーンに向けていやが上にも緊張感が高まります。
そして、リック邸のある高級住宅街に忍び寄る黒い影……ギャー!!!
実際に起った事件を題材とし、様々な物議を醸し出した映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
賛否両論のラストシーン、ぜひあなたの目でご確認下さい。
まとめ
鬼才タランティーノならではの映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
筆者は楽しめました!
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