ガジェレポ!

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『iPhone SE(第2世代)』がついに登場!買い替えるべき……?

iPhone SE(第2世代)のイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

米Apple は4月16日(日本時間)、かねてから噂されていた『iPhone SE(第2世代)』をついに発表いたしました。

「iPhone 8」と同サイズながら、スペックは向上

 

2016年3月に登場、iPhone 5s同様の手頃なサイズ感が好評を博し、愛され続けている「iPhone SE」の後継機種が、ついに公式発表されましたね。

機種名の「SE」とは Special Edition の略。廉価モデルの敬称は“iPhone 9”となるのでは?と言われていましたが、SE の名を踏襲してきました。

日本では iPhone SE(第2世代)、海外では iPhone SE(2020)と呼ばれているようです。

今回新しくなった iPhone SE の外観・サイズは、まさに「iPhone 8」そのもの。液晶画面サイズは第1世代の4.0インチ(1136 ×640 ピクセル、326 ppi)から4.7インチ(1334×750ピクセル、326ppi)に、本体サイズも iPhone SE(第1世代)が、

  • 幅:58.6 mm
  • 奥行き:123.8 mm
  • 高さ:7.6 mm
  • 重さ:113 g

だったのに対し、 iPhone SE(第2世代)は

  • 幅:67.3 mm
  • 奥行き:138.4 mm
  • 高さ:7.3 mm
  • 重さ:148 g

と、大きくなってしまいましたが、それでも現在販売されている iPhone の中では最小サイズとなります。

しかし、外観こそ iPhone 8 ですが、プロセッサは「iPhone 11」シリーズ同様最新の「A13 Bionic」チップを搭載し、iPhone SE(第1世代)の「A9」プロセッサと比較しても処理性能は最大で2.4倍、グラフィックス性能は最大4倍へと大幅アップ。

その他の機能は iPhone 8 に準拠しており、第1世代では採用が見送られた「Touch ID」を搭載、指紋による生体認証が可能。

アウトカメラは1200万画素、インカメラは700万画素のシングルカメラで、アウトカメラは光学式手ブレ補正に対応。

近距離無線通信規格であるNFC搭載で、Suica や iD などのキャッシュレス決済も使えます。

イヤフォンジャックを搭載していない点も、 iPhone 8 と同じ。

気になる価格は、SIMフリーモデルの64GBが4万4800円、128GBが4万9800円、256GBが6万800円(全て税別)と、歴代 iPhone で最安。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、(PRODUCT)RED の3色。ただしコストダウンのためか、フロントパネルは全てブラックなのがちょっと残念。

日本では4月17日から予約受付け開始、そして同24日に発売となっています。

さて、第1世代からはもちろんのこと、 iPhone 8 と比べても性能がアップしている iPhone SE(第2世代)ですが、買い替えの対象となるのは、現在どのモデルを使用中のユーザーなのか?

“サイズが大きくなった”という点が許せるのであれば、発売から4年が経つ第1世代は、最も買い替えの対象となるユーザーでしょう。

処理性能アップ、NFCによるおサイフケータイ、Touch ID、ワイヤレス充電など、買い替えによる恩恵は計り知れません。

また、最新の「A13 Bionic」チップを搭載し、圧倒的なコストパフォーマンスを考えれば、iPhone 7 以前のユーザーも十分買い替え対象となり得ます。

さらに言えば、iPhone Xから搭載され、最新の iPhone 11 シリーズも採用する顔認証システム「Face ID」が、使いにくくて「どうしても性に合わない!」という方にも、指紋認証であるTouch ID を採用しながら、最新のチップを備えた iPhone SE(第2世代)が魅力的に映るのではないでしょうか。

逆に筆者のような「iPhone 8 Plus」ユーザーにとっては、処理性能以外は同等、アウトカメラがデュアルカメラからシングルカメラになってしまう点で、買い替えに価値が見いだせないかも知れませんね。

第1世代より大きくなってしまったとはいえ、SIMフリーモデル64GBが4万4800円(税別)という、コストパフォーマンスの良さが光る『iPhone SE(第2世代)』。

この価格で、あと数年は余裕で戦えるスペックの iPhone が手に入るという点が、最大の魅力と言えるでしょう。

 

まとめ

 

満を持して登場した『iPhone SE(第2世代)』
ちょっと時期は外れましたが、スマホデビューするお子さん用に最適では?