ガジェレポ!

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今、話題の映画『コンテイジョン』を家族みんなで見た理由。

コンテイジョンのイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

今回は、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう中、巷で話題となっている映画『コンテイジョン』を、家族みんなで見たお話。

今、世界中で起こっている出来事が映画の中で……

 

この『コンテイジョン(Contagion)』ですが、「セックスと嘘とビデオテープ」「オーシャンズ11」シリーズで有名なスティーブン・ソダーバーグ監督作品で、2011年9月にアメリカ、同11月に日本でも公開された映画です。

出演:マット・デイモン, ジュード・ロウ, ローレンス・フィッシュバーン, マリオン・コティヤール, ケイト・ウィンスレット
監督:スティーブン・ソダーバーグ

 

公開当時は優れた“ディザスター(災害)”映画とされながら、日本ではあまり知名度の上がらなかった本作。9年の時を経て、SNSや各種メディアを通じて話題となっている理由は、

今現在、世界中で起こっている「新型コロナウイルス禍」を予見したかのような内容だからでしょう。

映画では、香港に端を発した“脳炎を引き起こす感染症”が瞬く間に世界中へと蔓延。

全世界の死亡者数は、なんと2600万人にも上り、感染者の増大に伴う医療現場の疲弊や主要都市部の閉鎖、食品・日用品の買い占め、そしてついには暴動といった事態へと発展していくのですが、その様子はまさに今の状況そのもの。

ジュード・ロウ演じるところの“インフルエンサー”アランが、「レンギョウ」がウイルスに対して効果があると自身のブログに公開することで、レンギョウの売上げを伸ばし、自分は証券取引で利益を得る様なども、新型コロナウイルスにおけるマスクやトイレットペーパーの転売騒動に通じるものが。

物語は、感染症が目に見えない恐怖として、体だけではなく心も蝕んでいく様子を、時系列に沿ってあくまでも淡々と描いていきます。

ネットでこの映画の評判を知った筆者、ちょっと迷いましたが下の娘(小2)も含めて、家族みんなで見ることにしました。

その理由は、やはり「現在、この世界で起こっていることを知っておいてほしい」から。

大人でもなかなか理解が及ばないこの「新型コロナウイルス禍」、親・先生(といっても休校中ですが)の話やテレビでのニュースだけでは、実際にどういうことが起きているのか、子どもたちには実感が沸かないかな?とも思っていました。

  • ウイルスとは何なのか。
  • ウイルスに感染する、とはどういうことか。
  • 病院で、どんなことが起こっているか。
  • パニックや暴動は、なぜ起きるのか。

などなど、映画を通じて理解を深めることができれば……と。

とはいえ、小さな子どもにはショッキングなシーンもありますし、ましてや新型コロナウイルスに過剰に恐れを抱くのも良くないので、そのあたり、保護者の判断とフォローは大事かと思います。

見終わったあと、どんなふうに感じたか?とか疑問点など、家族で話し合うのもいいですね。

映画では、最終的には感染症は収束し、再び平和な日々が戻ることを予見させる終わり方でした。

我が家における、映画を見終わったあとの感想は、全員一致で

「映画みたいに、新型コロナウイルスの騒動も早く解決すればいいね。」

です。

 

まとめ

 

マット・デイモンやケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーンの演技も光る映画『コンテイジョン』
この機会に、皆さんもぜひ御覧ください。