ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
2017年11月からAMP対応を開始した当ブログですが、この度、AMP配信を停止いたしました。
アクセス数アップには直結せず、メリットが実感できない……
GoogleとTwitter、両社のオープンソースプロジェクトとして開発されたAMP(Accelerated Mobile Pages)。
モバイル端末で、対応するウェブページを高速表示するための機能です。
例えばスマホなどでブラウザからGoogle検索した場合、検索結果に⚡マーク付きで表示されるサイトはAMP対応であり、リンクをクリックすると、簡素化された該当ページが瞬時に表示される……というのがその仕様の一例ですね。
はてなブログでも2016年6月から、有料プラン「はてなブログPro」ユーザー向けにベータ版機能としてリリースを開始しており、当ブログも遅れること約1年、2017年11月から導入いたしました。
実際、当ブログのAMP対応したページはGoogle検索の検索結果からアクセスすると爆速で表示され、「モバイルユーザーフレンドリー」という観点から見れば十分な効果があると思います。
しかし、約1年半導入していた筆者としては、配信者側から見た場合にAMP導入のメリットは極めて薄い、と感じました。
まず、Googleが散々注意喚起しているとおり、AMP対応ページだからといってGoogle検索の検索結果が優遇される……ということは無く、サイトのアクセス数アップに直接影響することはありません。
AMPによる検索結果からのアクセスは、最終的に統計すると全体の4割ほどになりましたが、だからといって底上げされたわけではなく、導入開始から現在を見れば当ブログのアクセス数は下降線を描いています。
また、未だベータ版であるはてなブログのAMP機能では、アドセンス広告のコードを記事ごとに挿入しなければ広告が表示されない、という点も配信者側の負担となります。
普通のページと違い、シンプルになってしまうAMP対応ページからの離脱率の高さも目立ちます。
「AMP対応にしてよかった〜!」
という実感が得られないところにきて、ここ最近のPV数の激減……
ちょっと流れを変えたい……という思いも手伝って、今回のAMP配信の停止を決定しました。
AMP配信を停止すると、どうなるの?
というわけで、さっそくAMP機能を解除します。
はてなブログの場合、管理ページから「設定」→「詳細設定」にアクセス、「AMP」のチェックを外せば機能は解除されます。
当ブログのAMP対応ページにアクセスし、Google Chromeの拡張機能「AMP Validator」でチェックしてみると、確かにAMPが解除されていました。
さて、心配なのはGoogleのサーバーに保存されている当ブログのAMP化されたページにアクセスした場合にどうなるか?という点。
「404エラー祭り」は避けたいところですが……
実際にGoogle検索結果からAMPページにアクセスすると、解除直後のためか未だAMP化されたページにアクセスできました。
徐々にAMPページから通常ページへと切り替わっていくと思うのですが……
しばらく様子を見たいと思います。
まとめ
AMP解除によって、なにか問題は起こるのか?
後日レポートします。