TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」第十九話より
ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
TV アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ(STEINS;GATE 0)』、第十九話「循環座標のアルタイル」の感想です。
第十九話あらすじ ※ネタバレ注意
ラジ館での銃撃戦、そして攻撃用ヘリからのミサイル爆撃は同然のようにニュースとなり、テレビでもテロ攻撃として取り上げられていた。
「現実なのよね?……これ」
なんとかラボに戻ってきた倫太郎・真帆・ダルは、茫然自失のまま、テレビのニュースを眺めている。
まゆりと鈴羽を乗せたタイムマシンはミサイルにより爆破、無事過去に飛べた可能性は低い……
ふたりを救うためにはタイムリープマシンが不可欠、しかし真帆によると完成には程遠い様子。
オ「今ならまだ間に合う。すぐに取り掛かってくれ!」
真「どうやって!?できるならとっくにやってる!」
オ「あ、諦めるな!」
ダ「諦めるなだって!?だったら最初からそう言えよ!」
だが今は一刻を争う状況、言い争っている暇はない。
タイムリープマシンに必要な要素をダルと真帆に伝え、倫太郎はラボを後にする。確認しておくべきことがあるらしいが……
ラボに残されたダルと真帆も、作業に取り掛かるため動き出す。
ーーー
鈴羽からの話だけでは、遠い未来のようで実感のなかった第3次世界大戦。
しかし、明らかになったレスキネン教授の暗躍。人目もはばからず行動を開始したストラトフォーやDARPA(ダーパ)の特殊部隊。
これまでの平和な世界とはかけ離れすぎていて、実感を持てなかった未来に向かって、事態は動き始めている。
そんなことを考えながら倫太郎が向かった先は、自衛隊による現場検証が行われるラジ館だった。
人目をかい潜って屋上に潜入、隊員たちの会話から “民間人” の死者・負傷者はいない、とのこと。
まゆりと鈴羽は生きている?そしてレスキネンも……
ーーー
ラボに戻ってきた倫太郎。
必死に作業を続けるダルと真帆。それをフェイリスとルカ子がサポートしている。
フェイリスによると、萌郁もまたラジ館・秋葉原で大きな動きがないか監視を続けているようだ。
そんな賑やかなラボの様子に、倫太郎は
「なんかあのラボには、もっと沢山の人がいて賑やかで楽しくて……」
というまゆりの言葉を思い出す。
「おし!突破したお!」
ダルが SERN(セルン)のセキュリティ突破に成功、このまま順調にハッキングできれば記憶データの圧縮問題は解決し、タイムリープマシンは完成する。
しかし、完成しても動物実験や検証の時間はない。即座に実践あるのみ。
紅莉栖は成功したけど、私は紅莉栖じゃない……と躊躇する真帆に、倫太郎は……
“最後に最も尊敬する人に伝えてほしい”
“私は自分を凡庸なる人々の代表だと考えていた。そしてあなたが常に私にとっての目標でありあなたこそがまさにアマデウスその人だったと”
アマデウス紅莉栖が@ちゃんねるに残したメッセージを伝える。
「私の事とは限らないでしょ」と自嘲気味に答える真帆。だが、
「いいえ。あなたのことですよ先輩」
どこからともなくアマデウス紅莉栖の声。見ると真帆のスマホ画面にアマデウス紅莉栖が。
レスキネンに凍結させられていたアマデウスのデータを、ダルがハッキングし抽出・移動したらしい。
「できますよ。先輩なら」
紅莉栖に励まされ、自信を取り戻す真帆。
そして、作業は続き……なんとか制限時間(48時間)以内にタイムリープマシンが完成!
「これより電話レンジ(仮)によるタイムリープを行う!」
「俺は絶対諦めない。何回、何十回、何百回駄目だったとしても。何千回、何万回、何億回と挑んですべて救ってみせる!鈴羽も、まゆりも、かがりも!」
まばゆい放電と共にマシンは始動、ついにタイムリープが決行された……
ーーー
「!」
気がつけば倫太郎は電車の中。
日付は7月7日、時間は午後3時。どうやらタイムリープは成功した模様。
(まだ……時間はあるはずだ!)
その足でラボに向かう倫太郎。状況を飲み込めないダルと真帆に自分は未来からタイムリープしてきたことを説明し、レスキネン教授のPCをクラッキング、アマデウスの中にある紅莉栖と真帆のデータをバックアップごと削除するよう指示する。
そのままラジ館に向かい、まゆりと鈴羽に合流。
過去に戻ることを止めに来たと勘違いし、銃で威嚇する鈴羽に先ほど同様、タイムリープしてきたことを告げ、ストラトフォーがタイムマシンの存在に気付いて乗り込んでくることを説明する。
が、鈴羽はそれならなおのこと、そうなる前にタイムマシンで過去に飛ぶべきだと主張。
倫太郎がシュタインズ・ゲートを目指すことを諦めた2010年の8月21日に戻り、もう一度目指すよう説得する『オペレーション・アークライト』
そして、その作戦の成功のカギを握るのはまゆり……
まゆりからのメールを思い出し、倫太郎もふたりに同意する、が、突如そこに黒いフルフェイスが登場!こちらに銃を向ける!
「かがり……?馬鹿な!いくらなんでも早すぎる!」
フルフェイスに飛びかかる倫太郎、ふたりにタイムマシンで過去に飛ぶよう促す。
「頼んだぞ!ラボメンナンバー002!椎名まゆり!オペレーション・アークライトを遂行しろ!」
始動音を立て、淡く光り始めるタイムマシン。
だが、そこになんとさらに黒いフルフェイスが現れる。
「神様の声が……」とつぶやいているところを見ると、こちらがかがり!とすると先に現れた方は……
と、銃声が響き渡り、倫太郎が組み伏せていた黒フルフェイスのシールドに被弾!
割れたシールドから覗いた血まみれの顔は、レイエス教授!
レイエス教授を撃ったのはレスキネン。武装集団を引き連れ、無線で武装ヘリに指示を送る。
「Fire!」
ヘリから放たれるミサイル、そしてその標的は……
「やめろおぉー!!」
倫太郎の絶叫が、ラジ館屋上に響き渡る……
ーーー
(なぜだ?まさかタイムマシンの爆発は収束点……?)
ラジ館から抜け出し、ラボに向かっている倫太郎。タイムリープ前の屋上での戦闘と同じく、左足に被弾している。
やはり、タイムマシンはどうやっても爆破、そしてまゆり&鈴羽を救うことはできないのか?
倫太郎の脳裏にα世界線での悪夢が蘇る。
(それでも……それでもやるしか!)
ーーー
タイムリープマシンの前に倫太郎とダル、そして真帆の三人。
あれから同じ時間を繰り返し、再びタイムリープマシンを完成させた……
真「本当にまた飛ぶの?」
オ「ああ、決めたんだ。何十、何百失敗しようと必ず全員救ってみせるって」
ヘッドホンを装着し、装置を起動させる。
(まゆり、鈴羽、かがり)
(こんな結果俺は認めない……認めて、たまるものか!)
『飛べよ……飛べよおおぉぉー!!』
ついに動き出したオカリン!鳳凰院凶真、復活なるか?
第3次世界大戦に向けて、大きく動き始めてしまった運命に抗うため、ついにオカリンが動き出した!
あれだけ否定していたタイムリープマシンも、ラボメン総動員の協力の下ついに復活!
しかし、α世界線と同じく事態は決まった方向へ収束され、変えることはできないのか?
それでも抗う決意を決めたオカリンの絶叫、
「飛べよおおぉぉー!!」
に思わず感無量です。
原作とは違う展開でまったくストーリーの予想がつかず、嬉しい限りの筆者。
しかも、今回はEDの後に挿入された意味ありげなカット、
「AD 2011.07.06 00:00:00:00」の時間表記画面が割れる、という……
何なんー!!どうなんのー!?
まとめ
来週の放送はお休みで十九話の再放送!
やはりタイムマシン爆破は繰り返されるのか……