TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」第十四話より
ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
TV アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ(STEINS;GATE 0)』、第十四話「弾性限界のリコグナイズ」の感想です。
先週はお休みで今回から2クールめがスタート、OPの歌詞が2番に&ビジュアル変更。EDもガラッと変わりましたね。
第十四話あらすじ ※ネタバレ注意
突然、かがりが倫太郎たちの前から姿を消して数ヶ月。
ラボメンによる必死の捜索にもかかわらず、行き先は不明。
また、萌郁と見つけた謎の施設跡も、手がかりは掴めないまま急遽取り壊されてしまった。
かがりの素性を話せない以上、警察の力を借りるわけにもいかず、為す術がない。
ヴィクトル・コンドリア大学への留学目指し、猛勉強中の倫太郎、高校生活を送るまゆり。
それぞれが日常生活に戻り、もうすぐ夏を迎えようとしていた……
ーーー
ビデオチャットでアメリカの真帆と会話しているダル&鈴羽。初めてではなく、これまでにも何度か連絡を取り合っている様子。
燃料切れによりタイムマシンが使えなくなる可能性に備え、タイムリープマシンを復活させたい鈴羽。
しかし倫太郎の協力は期待できない上に、開発に携わった牧瀬紅莉栖はもういない……
そこで真帆に協力をお願いしたい、という趣旨だが、真帆はこれまで同様難色を示したまま。
天才・牧瀬紅莉栖の頭脳があればこそのタイムリープマシン。自分では……
そんな思いが真帆を躊躇させていた。
だが鈴羽もまた、自分が経験した “第3次世界大戦が起きる未来” を変えたいという想いを強く募らせている。
「オカリンおじさんはもう駄目だ。あたし達で何とかするしかない……」
と、そこへダルの携帯にまゆりから連絡が入る。以前新型脳炎の疑いで入院していたフブキだったが、また入院したらしい。
ひとまず病院に向かうダルを見送る鈴羽。と、ラボの入口付近にかがりの大切にしていた「う〜ぱ人形」を見つける。
ーーー
総合病院。
フブキを見舞って倫太郎とまゆり、カエデと由季が来ている。遅れてダルも登場。
ただの検査入院で大事ではないようだ。
ロビーで話している面々だったが、そこで思いがけずレスキネン教授と再会。日本へはひとりで来ている様子。
総合病院の院長とは入院患者(新型脳炎?)全員に個室病棟を充てがう充てがわないで議論していたようだが……
ーーー
ラボでは鈴羽が、拾ったう〜ぱ人形を手に思案している。
(半年前に落としていった……いや、違う。来たんだ。ここに……)
だとしたら、なぜ姿を見せない?
ダルが帰ってくる前に一汗流そうと、シャワーを浴びることに。
と、音もなくラボに侵入する黒いフルフェイス&ライダースーツの人物!ナイフを手に、シャワー室のドアを開けようと……
「動くな!」
黒フルフェイスの背後には銃を構えた鈴羽が。気配を察知し、シャワーを浴びているかのように偽装していたのだ。
「この暑いのによくそんな恰好をしていられるな。ヘルメットだけでも取ったらどうだ?」
促すと、予想に反して素直に応じるフルフェイス。しかしヘルメットに隠されていたその顔は……
「かがり!」
なんと行方不明だったかがり!
「神様の声が聞こえる……」
しかし依然として洗脳されているのか突然鈴羽に襲いかかる!
目的はやはり失くしたう〜ぱ人形のようだ……
まるで熟練の戦士のような動きで鈴羽を翻弄するかがり。だが鈴羽はまゆりの名前を口にすることでかがりの動揺を誘い、動きを封じることに成功する。
と、そこへダルが帰宅、一瞬の隙を突いて外に逃れるかがり!
急いで追う鈴羽だったが時すでに遅し。まんまと逃げられてしまった。
走り去るかがりの目には、涙が浮かんでいたとダルは言うが……
これまで何度も襲ってきた黒フルフェイスの正体はかがりだった!?驚きを隠せないダルだったが、鈴羽は否定する。
「違う。父さん達を襲ったのは別の奴だよ。あの時かがりは神社にいたはずだから……」
だが、かがりが洗脳されているのはやはり間違いないようだ。
12年前、かがりがタイムマシンでやってきたことを知る者がかがりを捕え、そして洗脳を……
ハッとする鈴羽。12年前のあの日、突然銃を向けてきたかがりは呟いていた。
「神様の、声……」
あの時、既にかがりは洗脳を受けていた!?一体誰に!?
倫太郎にかがりのことを連絡するよう勧めるダル、だが鈴羽は洗脳されたかがりを救うにはタイムマシンを使うしかない、という。
(馬鹿かあたしは!今頃になって思い出すなんて!)
未来における鈴羽たちのレジスタンス組織「ワルキューレ」。
その仲間たちを次々と毒牙にかけた「管理局」、そしてその責任者たる「教授」の存在を……
やはりタイムマシンの使用、そしてタイムリープマシンの再構築は必要不可欠、二人はもう一度真帆に日本に来て開発を手伝ってもらえないか頼んでみることにする。世界を救うために……
「少しだけ……考えさせてくれる?」
真帆には分かっていた。牧瀬紅莉栖と岡部倫太郎は別の世界線で何度もトライアンドエラーを繰り返し、そしてついに時に干渉する装置「タイムリープマシン」を完成させたのだと。
真帆の回想。
科学専門誌への論文掲載を、レスキネン教授と研究所員から祝福されている牧瀬紅莉栖。真帆はその輪に加わらず、ただ自分の研究に没頭している……ふりをしている。
「私は……どうしたいのかしらね?」
だが次の瞬間、真帆は気付く。
牧瀬紅莉栖の導き出した答え、そこに自分もたどり着けばいいのだと。同じ道筋をたどって。
吹っ切れた真帆は向かう。再びあの場所へ。
牧瀬紅莉栖が生涯を終えたあの町へ。
モーツァルトの才能を誰より認めていたのは、サリエリなのだから。
夏が再びやってくる、あの熱い夏が……
2クールめが開始、と同時にかがり失踪から数ヶ月後……という怒涛のオープニングの十四話。
冬服で始まったシュタインズ・ゲート ゼロでしたが、登場人物もみなすっかり夏の装い。
再び、あの “熱く長〜い” 夏がやってきます。
今回はオカリンはほとんどお休み。物語は鈴羽&ダル、そして真帆の視点から進行。
フブキの再入院、洗脳により “戦士” と化してしまったかがり、といった不安要素に加え、今回初めて言及された「管理局」、そして「教授」の存在が気にかかりますねぇ。
「教授」、そしてあのシルエット、正体はやはり……
そして、鈴羽&ダルの説得により真帆も再び来日決定!
いよいよ役者が揃って、ラストへ向かっての盛り上がりに期待がかかります。
しかし今回、黒フルフェイス姿のかがりが襲ってきた鈴羽のシャワータイム&格闘シーン、原作ゲームではなかなかのサービスショットで筆者好みのシーン満載だったのですが、アニメでは……
ガッカリだよ!
まとめ
ガッカリだよ!