今週のお題「ゴールデンウィーク2018」
ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
2018年のゴールデンウィーク、以前から予約していた『太陽の塔 内部公開』に行ってまいりました。
大阪万博以来、48年ぶりに内部を完全公開
大阪府吹田市、万博記念公園内にある高さ約70メートルの巨大モニュメント「太陽の塔」。
1970年に開催された「大阪万博」テーマ館のシンボルとして、芸術家 岡本太郎の指揮のもと建造、公開されました。
万博終了後も、太陽の塔は万博公園にそのまま残り、「大阪の顔」として、隣接する名神高速道路をクルマで往来する人々に笑顔?をふりまいています。
そんな、大阪市民に愛され続ける太陽の塔ですが、その内部は万博後長らく非公開となっていました。
しかし今年2018年3月19日より、48年ぶりに上層部を含めた内部公開が開始されています。
完全予約制ということで筆者も予約開始初日に申し込み、先日やっと順番が回ってきましたので家族で見学に。
ゴールデンウィークも半ば。あいにくの曇り空でしたが、久しぶりに間近で見る太陽の塔に興奮。
塔のてっぺんにある金色部分は未来を表す「黄金の顔」、胴体正面にあるのは現在を表す「太陽の顔」だそうです。
そして塔の裏側、過去を表す「黒い太陽」がコチラ。
とりあえず塔をぐるりと一周してから、
さぁ、48年ぶりに日の目を見る太陽の塔内部、写真を撮りまくるぞ〜!と意気込んでいたのですが、眼前に現れたのは
“写真撮影禁止”
という無情な六文字。ぐぬぬ。
しかたがないので記憶を頼りにレポート。
入口からすぐ、薄暗いスペースに設けられているのは「地底の太陽」ゾーン。
外部にあった「黄金の顔」「太陽の顔」「黒い太陽」の他に、万博当時塔の地下に展示されていた「地底の太陽」が設置されています。
この「地底の太陽」、オリジナルは万博閉会後に行方不明(?)になったらしく、今回当時の写真を元に新たに復元されたそう。
確かにピカピカで綺麗な上に、CGがプロジェクションマッピングされて幻想的な空間となっています。
そして続いては「生命の樹」ゾーン。
塔内部の空間を下から上までまっすぐにそびえ立つ巨大オブジェ「生命の樹」には、アメーバーのような単細胞生物に始まり三葉虫・アンモナイト、続いてシーラカンスなどの海洋生物、そして恐竜を経て哺乳類、人類といった模型が設置されています。
これは、樹の根元から先端に至るまでを生命の進化になぞらえたもので、過去から未来へと吹き上げる「生命のエネルギー」を表現している、とのこと。
※大阪府日本万国博覧会記念公園事務所発行:太陽の塔ガイドより抜粋
塔内のらせん階段を登りながら、この「生命の樹」に設置された模型ひとつひとつを間近に観察することが出来ます。
これらの模型は、今回の内部公開にあわせて新設されたものが大半ですが、中には万博当時に実際使われていた模型を敢えて残したものもあり、貴重な展示物となっています。
太陽の塔内部公開、入館はインターネットによる予約制で先着順。料金は大人700円、小中学生300円で、別途万博記念公園自然文化園入園料が必要です。
予約申込みはコチラの公式サイトから。
まとめ
48年ぶりに内部公開された『太陽の塔』。
巨大オブジェ「生命の樹」を下から見上げた様子は圧巻!すごいな岡本太郎!