すっかり秋めいてきましたね、ガジェレポ!@gadgerepoです。
先日、はてなブログの管理画面から「アクセス解析」を眺めていて、あることに気づきました。
アクセス数が減ってる……
どうもここ2〜3日のアクセス数が少ない……
いつも決して多いとはいえない当ブログのアクセス数ですが、それにしても平均の1〜2割は減っている気がする。
そしてその傾向は、同じく当ブログに設置している「アクセス解析研究所」のアクセス解析でも表れていました。
ところが、「Google アナリティクス」でアクセス数を調べてみると、コチラはそうでもない。だいたいいつもと同じくらいのアクセス数で推移しています。
むむむ?
さらによく見ると、検索流入の比率もいつもと違う。
“ぼっち”の筆者が運営する当ブログは、ほぼほぼ検索流入からのアクセスなのですが、通常は「Google」と「Yahoo!検索」の比率は「6:4」くらい。
それが「5:5」、さらには逆転して「4:6」になった日も……。
ここ数日間に当ブログで変化があったこと、アクセス数に関連していて なおかつ「Google」からのアクセスに影響があること……
AMP(アンプ)だ……
AMP対応が裏目に出た?
当ブログが投稿記事の「AMP配信」に対応したのは、先日の投稿でお伝えしたとおり。
モバイル端末からのサイト表示が高速化されることによるモバイルユーザー体験の向上と、AMP対応によるアクセスの変化への知的好奇心から導入を決心した「AMP配信」ですが、まさかこんなに早く、しかも悪い方向へ影響が出始めた?
「Google神」が推奨しておきながら、いざ導入したら検索順位を落とすとかヒドイ!
などとガクブルしながら調べてみると、意外なことが判明いたしました。
はてなのアクセス解析はAMP非対応
どうも、はてなブログ標準のものや「アクセス解析研究所」のアクセス解析は、AMP配信されているページへのアクセスを計測しないようです。
これは、AMPが高速で見やすいモバイルページを提供するという目的から、アクセス解析に必要なスクリプトの使用を制限しているため。
またAMPの仕組みとして、Googleのサーバーに保存しているキャッシュにアクセスする点も、多くのアクセス解析サービスが対応しきれない理由の一つです。
つまり、「AMP対応」したことで検索順位が落ちるなどしたことからブログ・サイトのアクセス数が減った、というわけではなく、
AMPで配信されているページへのアクセス数が計上されていなかった
ということになります。
理由が判明して一安心ですが、それではAMP対応した場合のアクセス解析はどうしたらいいの?という疑問が……
その解は、やはり「Google アナリティクス」にあるようです。
度重なるバージョンアップにより、「Google アナリティクス」はGoogle上にキャッシュされたAMPページへのアクセスも正確に測定してくれるとのこと。
はてなブログでは、管理画面の「設定」→「詳細設定」→「Google Analytics埋め込み」にプロパティIDを設定しておくことで、「Google アナリティクス」からAMP配信ページも把握できます。
まとめ
ちょっとビビりましたが、一安心。
AMP対応は、まだまだ発展途上のようですね。