ミニ スーパーファミコンが待ち遠しいガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
前回、「はてなカウンター」アクセス解析の代替として、無料アクセス解析サービス『アクセス解析研究所』を導入してみたわけですが、ここ数日使ってみた上での使い方・使用感を、前後編に分けてレポートしてみたいと思います。
『アクセス解析研究所』の導入方法については、コチラをご覧ください。
「サイト全体」に関する項目
『アクセス解析研究所』の管理画面、サイドメニューの「サイト全体」に関する項目です。
まず、解析全般についてですが、解析したい期間の指定は管理画面上部のカレンダー部分「期間選択」から設定できます。
アクセス数
サイト全体における「アクセス数」の推移についてのレポートです。
上部のグラフが示す内容については、下図のとおり。
棒グラフはページビュー(ページが何回表示されたかの数値)、棒グラフ中の色の濃い部分はセッション数(訪問数、30分以上の間隔をあけない一連のアクセス)です。
棒グラフ中の白いポイントはページビューに占めるスマホ率(タブレット含む)。
折れ線グラフはページビューの過去8週間の平均値、面グラフはセッション数の過去8週間の平均値です。
グラフに続いて、ビジット(1人につき1日1回しかカウントされない「ユニーク値」)、セッション、ページビュー、クリック(ページ内に設置されたリンクのクリック回数)が時間毎に数値化されています。
セッション
訪問数を表す「セッション」を時系列にしたログ、新しいものほど上に表示されています。
それぞれのビジター名をクリックすると、さらに詳しい情報が表示されます。
下図は筆者のアクセス・ログです。参考に。
ログ
ビジターがどのサイトを経由して訪れ、どのページを見て、どのリンクをクリックしたのかを時系列に並べたログ。
コチラでも、URLやビジター名をクリックすると詳細情報が表示されます。
「リンク元」に関する項目
サイドメニューの「リンク元」に関する項目です。
リンク元
他のアクセス解析では 「参照元」、「リファラ」などと表現されるもの。
「リンク元が検索エンジンだった場合は含まれていない」と注記されていますが、「goo検索」がちゃっかり入っていますね。
左側の数字は、参照された回数となります。
「検索」に関する項目
サイドメニューの「検索」に関する項目です。
検索フレーズ
検索された「キーフレーズ」とそのセッション数です。
昨今、Google検索に代表される検索エンジンではSSL化の影響で検索キーワードが取得できない仕様になっています。
また、Google検索ではさらに、検索結果ページから目的のページへ直接移動せずに中継ページを挟むことで独自に検索傾向を調査している関係で、これまた検索キーワードが「不明」となる傾向にあります。
したがって、『アクセス解析研究所』に限らず一般的なアクセス解析では、検索キーワードを本来のほんの一部しか取得できなくなっています。
「サイト内」に関する項目
サイドメニューの「サイト内」に関する項目です。
アクセス先
ページごとの表示回数と、最初の1ページとして表示された「ランディング」ページとしての表示回数が集計されています。
この「ページごとの表示回数」の解析は、はてなカウンターの「アクセス解析」ではよく確認していた項目。
それがさらに、ページ単位のアクセス推移など詳しく集計されているのはウレシイところです。
「サイト外」に関する項目
サイドメニューの「サイト外」に関する項目です。
クリック先・クリック先2
自サイト外の別のページへのリンクがクリックされた回数を集計した項目となります。
自サイトのどのリンクが訪問者にクリックされたか、さらに言えば、サイト内に設置したどのウェブ広告・アフィリエイト・リンクがよくクリックされているかをチェックすることが出来ます。
これは便利!
まとめ
はてなカウンターの「アクセス解析」や「忍者アクセス解析」よりも多機能、それでいて判りやすいUIがGood!
次回、「後編」に続きます。