おっちょこちょいのガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
自動車を運転されている皆さんは自動車保険に加入していることと思います。
加入必須の自賠責保険は当然のことですが、万が一の事故に対応するためには不足を補うためそれぞれ任意保険にも入っていることでしょう。
「自動車保険」ですから事故が起こった時初めてその効果を発揮するわけですが、そうは言ってもそんなしょっちゅう事故を起こすわけでもなし、なかにはこれまで無事故で保険が適応されたこともなくいわゆる“掛け捨て”状態の人も多いのではないでしょうか?
まぁ、それは本来喜ぶべきことなのですが。
今回は、最近筆者の身に起こった思いがけず自動車保険が役に立ったおはなしです。
突然のトラブル!
筆者は毎日自転車で通勤しています。
朝の時間帯は人通りが多い通りをとおることもあり、気をつけてはいたのですが突然のトラブルに見舞われました。
その時も対向の通行者を避けるため、道の端に寄って走行していたのですが急に腕に何かが引っかかったような感触と、その直後周囲に響き渡る
ガチャーン!!
という派手な音……。
ハッと振り返ると今しがた通り過ぎた道に何か黒っぽいものが飛散しています。
自転車を脇に止め、引き返してみるとその黒っぽいものの正体はなんと瓦。
道沿いのお宅の低めの土塀(京都では未だに多い)上の瓦に、服が引っかかって落ちてしまい見事に割れてしまった様子。
放っていくわけにもいかず、いったん瓦の破片を土塀沿いに寄せ集めてから当のお宅の呼び鈴を鳴らし、お詫びと弁償の旨を伝え、お互いの連絡先を交換してひとまず会社へと向かいました。
はたして修理代はいかほどか……
誰も怪我などなかったのが不幸中の幸いですが、なかなか立派な土塀の瓦だったのでその修理代も気になるところ。
瓦なんか買ったことないんでその相場も皆目検討がつきません。
悶々とした日々を過ごすこと二週間、ついに先方から修理代の請求が!
その額、施工代をあわせて約2万円也!
(ノ∀`)アチャー
意気消沈の筆者に朗報が!
瓦代として高いんだか安いんだかよくわかりませんが、こちらが100%悪いのは紛れもない事実。
後日修理代を持って改めてお詫びに伺う約束を取り付け、口座からお金を下ろし、さてお詫びになにか持って行ったほうがいいのかしらと考えていると奥さんから
「自動車保険が使えるんじゃない?」
との助言が!
「マジですか!」と喜んだものの、“自動車で事故ったわけじゃないしな〜”と保険会社に問い合わせてみると、確かに「 個人賠償責任補償特約」が適応されるとのこと!
……そんなの入ってたっけ?
個人賠償責任補償特約とは?
「個人賠償責任補償」「個人賠償責任特約」「日常生活賠償責任補償」などと名称が異なることがあるようですが、この補償は何かの保険に「付帯する特約」であるとのこと。
付帯できるのは主に自動車保険、火災保険、傷害保険、積立(傷害・火災)保険など。
筆者の場合は任意自動車保険のオプションとして付けておりました。
具体的には
- 自転車で他人にケガをさせてしまった。
- 奥さんが買い物中、高級な食器を割ってしまった。
- 子どもがキャッチボールをしていて人の家の窓ガラスを割ってしまった。
というように、契約者本人あるいはその家族が日常生活の中で他人にケガをさせた、あるいは他人の物を壊してしまったときなどに補償される制度。
補償の範囲はかなり広く、当然自動車運転中に起こした事故に限らず適応され、今回筆者のケースでもバッチリでした。
事故が起こった日付、場所、内容と相手の名前・連絡先を伝えれば、すべて保険会社が取り仕切ってくれるのもありがたいところ。
場合によっては破損したモノや事故現場の写真など要求されるかもしれないので注意が必要です。
まとめ
一般的な保険に付帯される特約なので自分では加入したつもりはないけれど、確認してみたら特約で加入しているということもよくあるようです。
今回の筆者のように思いがけず補償されるケースが多々あるので、もしもの際にはご自身の契約されている各種保険の補償内容を確認してみてはいかがでしょうか?