リアルタイムで見るつもりがガッツリ寝ていたガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
先日のイベントで新たにお披露目された「iPhone SE」と9.7インチの「iPad Pro」。
それらのハードに加え、iOSの新バージョンである「iOS 9.3」が正式に発表されました。
日本でもさっそくアップデートが配信されています。
今回のこのアップデートにより、iOSに新たに追加される新機能、改善点などをピックアップしてみます。
目次
注目の新機能「Night Shift」搭載、1970年問題の修正も
Night Shift
新たに追加された機能「Night Shift」。「設定」→「画面表示と明るさ」からこちらの機能をオンにすると、日の入後、あるいは指定した時間帯にディスプレイの色が自動的に暖色系の色域に切り替わります。
これにより、夜間は柔らかい暖色系の光で目への負担を軽減し、「眠る前にスマホを使っていると眠りにくくなる」といった問題を減らす可能性がある、とのことです。
「メモ」機能の改善
- Touch IDまたはパスコードによる保護機能の追加
- アルファベット順、作成日順、編集日順でのソート(並べ替え)機能の追加
- スケッチ中に2本指でスワイプ、あるいは“新しいスケッチ”ボタンをタップで新規キャンバス作成
- 「チェックリストボタン」の追加
- メモ内のイメージや添付ファイルの長押しでサムネール表示
- “メモ”の中で撮った写真やビデオを“メモ”のみに保存か、“写真”に追加するか選択が可能
- Evernoteエクスポートファイルの長押しで、ファイルの内容を“メモ”に読み込み
「写真」機能の改善
- Live Photoから静止画像を抽出
- iCloudフォトライブラリに保存されたオリジナル写真・ビデオをダウンロードする際のパフォーマンス向上
- Air Drop・iMessageでiOSとOS Xの間でLive Photosを共有
「Apple Music」機能の改善
- Apple Musicカタログの曲をプレイリストに追加
- iPadでミュージックビデオをフルスクリーン視聴
- 「Radio」タブからBeats 1の放送内容が確認可能
- 再生画面から現在再生中の曲名タップでアルバムに移動可能
- Apple Musicカタログでアルバム内の人気曲を確認可能
「CarPlay」機能の改善
- Apple MusicユーザーはCarPlayで「For You」「New」のコンテンツにアクセス可能
- 「マップ」の周辺検索で、ガソリンスタンド・駐車場・レストラン・カフェなどドライブ関連施設が検索可能
- CarPlayでのSiriによるメッセージ確認、作成機能の向上
- サウンドレベルのイコライズ機能
その他の主な機能改善及びバグ修正
- 「News」機能の改善
- 「ヘルスケア」機能の改善
- 「iBooks」機能の改善
- 「教育」機能の改善
- ハードウェアキーボードの機能改善および修正
- 日付を1970年5月以前にして再起動するとiOSデバイスが起動しなくなる問題の修正
- 一部のiCloudバックアップが完了しないことがある問題の修正
- 一部のユーザのヘルスケアデータがiCloudバックアップからの復元後に不完全になる問題の修正
- 不正確なバッテリー残量が表示されることがある問題の修正
- 一部のユーザでiMessageまたはFaceTimeのアクティベーションができない問題に対処
- 電話に出ているときに“電話”のインターフェイスを表示できないことがある問題に対処
- モバイルデータ通信のオン/オフの切り替えに適用される制限を無効にできる問題の修正
- Apple WatchにインストールされていないAppの通知設定がWatch Appに表示される問題の修正
- キーボードで3D Touchを使用する場合の信頼性向上
- 留守番電話メッセージを設定する際の「電話」Appの安定性向上
- デバイスの空き容量が少ないときの「メール」Appの安定性向上
- Mail Dropを使って大きな添付ファイルを送信する際の「メール」の安定性向上
まとめ
やはり注目の新機能は「Night Shift」ですね。
就寝前にスマートフォンを利用する場合におけるブルーライトが睡眠の質に与える影響についてのはっきりとした医学的根拠は証明されていないため、Appleのアナウンスでは「心地よい眠りに役立つ可能性がある」というヤンワリとした表現にとどめていますが、オレンジ系統のディスプレイ光は目への負担は優しい気がします。
せっかくの新機能ですからしばらく利用して効果のほどを確かめてみたいと思います。
「1970年問題」におけるiOSデバイスの文鎮化も今年に入ってから大きく取り沙汰された問題でしたので、さっそくの修正はうれしいかぎりですね。