ガジェレポ!

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【hulu】『殿、利息でござる!』(2016年)を観たんだけど、想像してたのと違う。【ネタバレ注意】

殿、利息でござる!のイメージ01

時代劇も結構いける口のガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。

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仕事から帰って、特にやることも無かったんでチェックしてみたところ、昨年2016年に劇場公開されたばかりの日本映画『殿、利息でござる!』が視聴可能になっていました。

公開時、よく見かけた宣伝用のポスター画像が印象に残っていたので、何の気なしに観てみることにしたんですが……

以下、ネタバレ注意!

こんなん爆笑コメディ映画だと思うじゃないですか!(キレ気味)

 

そもそもですよ、タイトルからして「殿、利息でござる!」とか言うてて、よく見かけるアイキャッチが……

殿、利息でござる!のイメージ02

 

こんなんで、しかも主演があの「阿部サダヲ」ですよ?

どう考えても「コメディ映画」でしょ?

コチトラ最近、凹むことが多くて気分が落ち込んでたんで、ちょっとテンション上げていこうと思って観始めたわけですよ。

「舞妓Haaaan !!!」みたいな奴を期待してたんですよ。

何なんですか!

男泣きですよ!!

 

なんと実話を元にした、爽快な人間ドラマ

 

18世紀、仙台藩の吉岡宿で宿場町の窮状を救った町人達の実話を元にした、磯田道史の歴史小説『穀田屋十三郎』を原作とする本作。

仙台藩からの重い年貢に苦しむ宿場町・吉岡宿は、破産、夜逃げが相次ぎ、さびれる一方だった。
町の将来を憂う造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、代官に直訴しようとするが、京から帰ってきたばかりの茶師・菅原屋篤平治(瑛太)に止められる。
ある夜、未亡人のとき(竹内結子)が営む煮売り屋で、十三郎は篤平治から町復興のための策を聞かされる。それは、藩に大金千両を貸し付け利息を得るという夢物語のようなものだった。
しかし、十三郎は、肝煎の遠藤幾右衛門(寺脇康文)に策を打ち明け、賛同を得る。さらに大肝煎の千坂仲内(千葉雄大)も仲間に加わり、ひそかに千両集めが始まる……。
引用:殿、利息でござる!|365日時代劇だけを放送する唯一のチャンネル時代劇専門チャンネル

 

破産寸前の村を救うために、私欲を捨てて奔走する男たちが描かれます。

序盤、穀田屋十三郎を演じる阿部サダヲをはじめ、クセのある個性派俳優陣の面々によってコミカルに、ユーモラスに物語は展開。

しかし次第に、様々な困難に力を合わせ、「大願」を成就するためあきらめずに突き進む彼らの姿に感動を覚えます。

そして物語後半、守銭奴として宿場町の住人から疎まれていた浅野屋甚内(妻夫木聡)、そして先代・浅野屋甚内(山崎努)が実は誰よりも町の現状を憂い、身代を潰してまで救おうとしていたことが判明するあたりで

筆者、大号泣。

笑いあり、涙あり。そして観終わった後は爽やかな感動が心に残る、ある意味期待を裏切ってくれた良作だったのでした。

 

まとめ

 

フィギュアスケート選手の羽生結弦さんも映画デビューを果たしている『殿、利息でござる!』。
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