久しぶりの長距離ドライブでお疲れ気味のガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。
ドライブレコーダーとしても使えるアクションカメラ『SJCAM SJ4000-Wi-Fi』を購入した筆者。
前編・中編と引っ張ってきましたが、今回は後編として、いよいよ実際に自動車へ取り付けてみます。
「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」の設置方法とバッテリー問題
さて、ついに「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」をドライブレコーダーとして車載するわけですが、取り付け方はカメラをルームミラー付近のフロントガラスに設置。
カメラに繋げたUSBコードを天井→フロントピラー→助手席ダッシュボード内部へと配線。
そして筆者の場合、ナビシステムのUSBポートがダッシュボード内に逃してあったので、それに繋いで給電するという計画です。
イメージとしては、下図の感じ。
画像出典:ハスラー インテリア | スズキ
というわけで、「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」にはUSBコードでナビシステムから給電するので、バッテリーは事前に外しておくことにしました。
USB給電だけでもSJ4000は起動・撮影が出来ることは確認済み。
バッテリーをカメラに入れておくと劣化も早そうですし、夏場の暑い時期などは車内にバッテリーを置きっぱなしにするのもよくないですしね。
「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」の車内設置手順
ではさっそく取り付けにかかりましょう。
ちなみに取り付けるのは筆者の愛車、2013年式スズキ・ハスラー。
まずは助手席側のドアに付いているドアモールを手前に “グイッ”っと引っ張って外します。
そしてフロントピラーの内張りも外します。
内張りパネルはピンや差し込み式のツメで固定してあるので、割れないように慎重に、ゆっくり外します。
パネルを外したフロントピラーの隙間から、ダッシュボードに向けてUSBコードを通します。
続いて「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」を、前回購入済みの吸盤式マウントホルダーでフロントガラスに取り付けます。
この時、ドライブレコーダーなどのフロントガラスへの取り付けは上部20%の範囲内(上端から1/5以内)に収まっていなければならない、という保安基準があるので注意しましょう。
あとはカメラに繋げたUSBコードをフロントピラーに向けて、天井内張りに隠していくわけですが、この時役立つのがクッションテープ。
ホームセンターで売っている、ドアの隙間を埋めるためのスポンジテープですが、天井内張りに隠すコードの何ヶ所かに「クルクル」っと巻きつけておきます。
こうしてから天井内張りにコードを押し込むと、コードが内張りの隙間内でゴソゴソ動くのを防ぐことができ、またコードが隙間から落ちてくるのも防げます。
あとはフロントピラー内にもコードを固定し、カバーをはめ直せば作業完了です!
問題発生……
ところがここで問題が発生。
ダッシュボード内にある、ナビシステムからのUSBポートに繋げて給電しようとしたところ、SJ4000はナビを「パソコン」として認識。
SJ4000の液晶画面に「ディスク」「PCカメラ}選択画面が出て録画等が出来ない状態になってしまいます。
どうもSJ4000のシステム上そうなっているようです。
ファームウェアをダウングレードすればイケるかと思いましたが、うまく行かず……。
これではドライブレコーダーとして使えない!
しかし、シガーソケットからの給電だと問題なく起動・録画が出来るので、ダッシュボード内からさらにコードを伸ばし、シガーソケットのUSBカーチャージャーに繋げる仕様に変更しました。
持っててよかった、USBカーチャージャー!
しかし、おかげでUSBコードの長さが見事に足りなくなり、USB延長コードを買う羽目になりましたが……。
これでドライブレコーダーとして機能するようになったのですが、さらに問題発生!
バッテリーを外しているのが原因なのか、SJ4000の内蔵時計の日付が、エンジンを切って停止→エンジンを掛けて起動のたびにリセットされてしまいます。
これはもうあきらめて、カメラの設定から「日付スタンプ」をOFFにして動画に日付が挿入されないようにしました。
ちょっと残念……。
「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」ドライブレコーダー参照動画
そしてこちらが「SJCAM SJ4000-Wi-Fi」で撮影したドライブレコーダー動画です。参考までに。
あいにくの雨模様ですが、日中→トンネル内→夜間の映像です。
音声として、その時車内で観ていた「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」が流れているのはご愛嬌w
まとめ
アクションカメラ『SJCAM SJ4000-Wi-Fi』をドライブレコーダーとして実際に使ってみましたが、画質もよく機能的には必要十分に感じました。
1万円台の出費で、アクションカメラとして使えることも考えればお買い得といえるのではないでしょうか?