懐古厨 ガジェレポ！@gadgerepoです。こんにちわ。
ある日、日課であるメールチェックをしていると数多のスパムメールに紛れて 以前登録したWebサービス「IFTTT（イフト）」から新たなレシピをお知らせするメールが……
『ICQ』！！！お、お前まだ生きていたのか！？
20年以上の歴史を持つインスタントメッセンジャーの草分け的存在
『ICQ（アイシーキュー）』は 1996年、イスラエルの「Mirabilis社」が開発し多くの人に愛用されたインスタントメッセンジャー（IM）。
チャットシステムである『IRC』と共に、IMの草分け的存在として名を馳せました。
その後 Mirabilis社は1998年にAOLによって買収、さらに2010年にはロシアのDigital Sky Technologies（現：Mail.Ruグループ）に売却され現在に至ります。
優れたUI による操作性の良さから人気を博し、全盛期には世界中で1千万人以上のユーザが利用していたそうです。
20年程前のインターネット黎明期、まだネット接続が従量制（利用時間に応じて課金される料金体系）だったころ、夜11時から翌朝8時までネットが使いたい放題になるNTTのサービス「テレホーダイ」の時間になると ICQで仲間とチャットするのが楽しみで仕方なかった筆者。
ICQで仲間からメッセージが届くと聴くことが出来る通知音、コチラに聞き覚えのある人も多いのではないでしょうか？
「ICQ響板」でICQのメッセージ新着音(アッオー)を鳴らしてみた
そんな “おじさんキラー”な ICQ、なんと今や PCだけでなく iOSや Androidといったスマホにも対応し、アプリがリリースされていました。
あまりの懐かしさに、さっそくインストールした筆者。
最初に電話番号の登録を要求されます。
パスワードによるログインも出来るようなので当時のパスワードを覚えていればよかったんですが、さすがに20年も前のことなので……。
コチラが「コンタクト」画面。
LINE や Messenger 同様、スマホに登録された連絡先から ICQユーザーを検索しメッセージを送ることが出来ます。
ICQ を使用している友達がいない場合には、相手を ICQに誘ってみましょう。
位置情報を使って近くで ICQを使っている人を検索したり、現在行われているライブチャットに参加したり出来るようです。
しかしいきなりライブチャットに乱入するには度胸がいるなぁ……。
さらに詳細な「検索」画面。
性別や年齢、国別などから ICQユーザーを検索。メッセージを送ることが出来ます。
“ネットナンパ” が捗る？
そんなわけで、メッセージを送る知り合いの ICQユーザーもいないのでスマホ版 ICQの『アッオー』を聴けませんでした〜。
まとめ
昔懐かしの『ICQ』が今でも残っていたとは驚きました。
日本では「LINE 一強」という感じですが、元王者 ICQの巻き返しはあるのか！？乞うご期待！
